【APH】恋＞愛【北欧】

3rd♪条件 ページ4

「えぇー。でもじいちゃん心配！ってことでーっ★じゃじゃーん！」

ジジイはあたしにA4サイズの紙を渡した。
なにやら色々と書き込んである。

「W学園に通うにあたって、条件を用意しました☆」

「は！？」

あたしは紙に目を通した。

『★W学園に通うにあたっての条件★
条件1：男装して通うこと
条件2：女ってバレないようにすること
条件3：バレたら退学☆
条件4：じいちゃんは大切に扱いましょう。』


最後はよくわかんないけど。


「えっ・・・ちょ、待て。男装！？」


「そっ、男装☆★」

「いやそんな笑顔で言われてもめっちゃ困るんだけど！何で男装しないといけないの！」

「いやぁ。この学園、今年から共学になったから、女子がAだけしかいないんだよね」

「はぁぁぁぁぁ！！？」

「しかもちょっとこの学園の生徒は危険だから、何されるかわかんないの。ってことで、明日から男装ね！ハイこれ制服！」

あ、ちょっと可愛い・・・じゃなくて！

「いいじゃんいいじゃん、男子校とかじゃないなら普通に通っても！」

「ダメだー。はいはーい、じゃあ今日はこれで帰っていいよー。正式には明日から学校通うことになるから・・・あ、寮に住むことになるからその準備もね」

「ちょっとまってよ、ねぇ」

ﾊﾞﾀﾝ。


追い出された。
あたしは必死にドアノブを回すけど、開かない。鍵閉められた！

「ねぇーっ！ジジイってばぁー！」

ドンドンドンドンドン。


しばらく叩いてたけど、絶対に部屋を出る気はないらしい。
あたしは諦めて、とぼとぼ家に帰った。


.


はぁ・・・。
何かすごいことになってきたよ？


.


どうなるの、あたし・・・！

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