2nd♪ジジイ ページ3
「ここ」
少年はある豪華な部屋の前で立ち止まった。
いや・・・豪華な部屋ってわかったのは、ドア的に。ドアが豪華的な。
「じゃ、僕はこれで」
「えっ？あ、ありがとうございましたー！」
既に歩き始めていて、私との距離が結構離れていた少年に届くように、私は叫んだ。少年は一瞬だけ振り返る。でもすぐに前を向いて歩き出してしまった。
「不思議な人だったなぁ〜」
あたしは呟きながら、理事長室の扉をノックした。
「ジジイ〜！あたし〜！A！きたよ〜！」
・・・・・・・・・・・・・。
返事がない。ただの屍のようだ。
ってことであたしは勝手に扉を開いた。
ガチャ。
「おーい・・・ジジイ〜」
目が合った。
ﾊﾞﾀﾝ。
あたしは光りの速さくらいで扉を閉じた。
「いや・・・いやいやいやいやいやいや。ないから、ないない」
扉を閉めた理由？
そりゃあ大体想像つくでしょ。
ジジイと、なんか綺麗な女の人が・・・
「こんなとこでするなよ・・・ほんっと変わってないんだから」
あたしは終わるまで耳塞ぎながらドアの前に座り込んでいた。
そして、数分たってから女の人の怒声が聞こえてきた。
ガチャッ！
「もう知らない！さようならッ」
女性が部屋から出てきたかと思うと、乱暴に扉を閉めて、どこかへ走っていった。
あたしは立ち上がると、恐る恐る扉を開く。
「うっわ、なんで全裸なわけ！？」
「！？うっわーA！来たんだ！そうだ！丁度今じいちゃん全裸だし、しない？」
「しねーよクソ！」
かわってない、このえろじじい。
「てか、『来たんだ！』じゃねーでしょ。あんたがあたしを呼び出したんでしょーが。急にこの・・・なんちゃら学園に通えーとか言い出して」
「W学園ね。Aはじいちゃんが引き取るから、こっちの学園に来てもらったほうが好都合だったんだよー」
ジジイはあたしの腰に手を回しながら言う。
「にしてもA、いい女になったなぁ。襲われないかじいちゃん心配」
「変な心配いらんから。こんな男っぽい女の子好きになる人なんて皆無だよー」
あたしはジジイの手を払いつつてきとーに言った。
ラッキーアイテム
革ベルト
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りおん - 老けてるんじゃない!!ひなきが大人なんだww花の高校生が老けてr((黙 何かひなきっておねーちゃんぽいw (2012年6月30日 23時) (
レス) id: d78b3ee821 (このIDを非表示/違反報告)
(´・ω・｀)ひなき(プロフ) - りおんさん» ええ！？あたしそんなに老けて見え(ry あ。高校生が老けてるって言ってるわけじゃないからね！← (2012年6月30日 8時) (レス) id: 5a67c69d9a (このIDを非表示/違反報告)
りおん - えーww高校生かと思ってた…orz (2012年6月29日 22時) (レス) id: d78b3ee821 (このIDを非表示/違反報告)
(´・ω・｀)ひなき(プロフ) - りおんさん» うん。あれはヤバいわーｗｗｗあたしはねー。中2！13歳です！ (2012年6月29日 19時) (レス) id: 7991b9023f (このIDを非表示/違反報告)
りおん - ピ○ルの定理は全体的におもしろいよねー!!そーいや関係ないけどひなきっていくつ??ww (2012年6月28日 23時) (レス) id: d78b3ee821 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：(´・ω・｀)ノひなき | 作者ホームページ：http
作成日時：2012年6月17日 16時
