C:壊してしまえば良かったのに ページ13
ギュッと締め付けた腕をほどいて
寝返りを打って壁のほうを向く
Aの顔は見たくなかった
涙目の僕は見られたくないし
「チャンミン…」
C「……」
Aの手が僕の背中をさする
「チャンミン…ごめんね…」
C「…何で謝るの?」
もう一度寝返りを打って
Aの方を向き直す
C「…パーティーの後から様子おかしいよね…。何があったの?」
「ごめんね。いつか…ちゃんと説明するから…」
C「いつかっていつ?なんで今じゃだめなの?」
「必ずいつか話すから…」
僕はひとつ大きなため息を、なんの遠慮もなく吐き出し
今度は真上を向いてただひたすら天井を見上げた
C「分かった。言いたくないなら言わなくていい。無理やり聞かないし、僕は過去の事は気にしないって言ったから…」
だから…今一緒にいるこの時間を大切にしたい
僕を好きでいてくれるなら、他に何も望まない
そんな「理想の彼氏」みたいな言葉を並べたけど
心の中はかき乱されて混乱していた
Aは何も言わなかったけど
分かるよ、僕には
僕だってバカじゃない
C「はぁ……」
肺の中の空気を一気にすべて吐き出して
脳に落ち着けと命令を下すも
僕の体は言う事なんか聞いちゃいない
やっぱり…そうなんだね
Aはヒョンを…想ってるんだ…ね
疑いの色眼鏡なんか
壊してしまえば良かったんだ
私:見抜かれるのが怖いから→←C:君は僕のためには生きてないと
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yunomi(プロフ) - ひろさん» そうですね、実は私も書き始めたは良いけど、チャミは最後に結ばれないから書いててズドーンと来ました…。ちょっとやりすぎました(反省)チャンミンごめんって思いながら書きました〜。成長を見守ってくれていつもありがとうございます! (2013年4月25日 12時) (レス) id: cdf3602edd (このIDを非表示/違反報告)
yunomi(プロフ) - 瞳さん» モヤチャミ、ハマっていただけましたか?今回は最後にユノと結ばれたので、チャンミンの悩む様子がいつもよりもグサッと来てしまいました。楽しく胸キュンが書いてみたいのに、結局こうなっちゃうんですね(^^ゞユノペンだけど、書くのはチャミ派な私です。 (2013年4月25日 12時) (レス) id: cdf3602edd (このIDを非表示/違反報告)
yunomi(プロフ) - yunochan0618さん» す〜は〜!!深呼吸ですかね?ユノと結ばれる事ができてホッと一安心です。最後までありがとうございました! (2013年4月25日 12時) (レス) id: cdf3602edd (このIDを非表示/違反報告)
yunomi(プロフ) - ゆんさん» ユノの出番が思ったよりも大分少なくなってしまって、ごめんなさいね…。宣言通りいかなかったです(反省)。でもちゃんと最後はユノと幸せになれて私も一安心で終われました!実はモヤチャミの短編を思いついてしまって、ユノでもシリーズで書けたら良いなと思ってます (2013年4月25日 11時) (レス) id: cdf3602edd (このIDを非表示/違反報告)
ひろ(プロフ) - お疲れ様でした(^_^)ノ今回は、チャミに同調し過ぎて読むのが少しツラかった(^_^)ゞでも…ユノと思いが通じて安心したよ~。次のお話の2人に会えるのを、楽しみに待っています!!どんな風に成長してるかな?本当にお疲れ様でした!! (2013年4月25日 7時) (レス) id: 471c50a7f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:yunomi | 作成日時:2013年4月3日 15時