ロボのんちゃん

ロボット…８ ページ8

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私が食器を取ろうとしてる間、


のんちゃんは何か思い詰めたような表情をした



その話、いつかしてくれるといいな。


今日初めて会ったのにのんちゃんという存在で安心してしまう



…………だんだんのんちゃんに惹かれてる


「………ごめんね、なんか考え事してたでしょ？」



『まぁ、さっきの話の続きしてもいいかな…？』

『別に聞きたないなら聞かんでええよっ？』



「ううん、私はのんちゃんの話聞きたい」


『…ありがと、』


『俺には…、〜ってことがあってん』


「………辛かったね、のんちゃん」



『〜っ！』

頭をポンポンしてあげると、


涙をためたのんちゃんがいて、


「……辛かった時は泣いてもいいんやで、」


そしたら、彼はRと叫びながら私の中で泣いた




『………変な所見せてもうたな…っ』


「…ううん、のんちゃんのこと知れて嬉しかった」

「………私ねのんちゃんのこと好きになっちゃった」




『………ほ、ほんまに…………？』


『…俺も今日初めて会った人やのにもう』







『……Aちゃんを好きになってもうた//』


『…………説明書見てみ？』


そこに載っていたのは、



"もし１０日の内に両思いになれた場合"

"ロボットは働かなくてもお金が入ります"


"なので、毎日貴方に尽くします"





「…凄いね、のんちゃん」


『淳太最高やろ？』


そう笑った時の、のんちゃんはとても幼く見えた




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