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ももか「A、どこ行くの？」
『・・・・・保健室』
ももか「オッケー、わかった先生に言っとく」
親友のももかが、「いつものことね」みたいな顔して手を振った。
登校したばかりの私は、教室に行かずに保健室へ。
『おはようございます・・・先生今日も・・・・・・』
先生「おはよー北浦さん。体温計どーぞ」
先生は20代後半なのに、全然そんな風に見えないくらいの、可愛らしさ。
先生「どうしたの？また熱でたかな？」
『んー・・・歩いてたらふらふらしちゃって・・・』
先生「今日は暑いから、日傘さしたほうがいいわよ？北浦さんには日差しは、危ないんだから」
『でも・・・目立つから・・・』
先生「倒れるよりましじゃない？んーちょっと微熱かな？いつものところ使って休みなさい」
『はーい・・・』
私がいつも使うベッドは、グラウンド側。
ここは、私の指定席。
今日は調子がいいと思ったのに・・・
私は、小さい頃から体が弱くて、すぐに熱が出てしまう
体育なんて出来ないし・・・
太陽にも長時間当たるだけで、倒れそうになる。
だから、ほとんど室内にいるから、肌の色は白い。
だから、教室にいる時間よりも保健室にいる方が長いかもしれない・・・
だからか、わたしについたあだ名は[保健室の眠り姫]や[眠れる森の美女]。
周りは、授業に出なくていいねって言うけど、授業に出れるのがうらやましい。
しかも、ずっと寝れていいねって言うけど、消毒液の臭いに囲まれたらそんなこと言えないけど
ベッドに乗って、外を見るとグラウンドが見える。
『ねー先生、窓開けてもいい？』
先生「今日暑いし、北浦さんが嫌じゃなかったら開けていいよ」
あっ今日もいる
楽しそうだなー
私の視線の先には、一人の下級生。
小森隼くん
初めて見つけた時から、ずっと目で追いかけてる。
この気持ち、なんて言うのかな？
好きなのかな？うううん羨ましいだけかも知らない。
私はあんな風に走れないから。
ずっと太陽の下にも入れないから・・・
私とは対極の存在。
ただ、見つめるだけ。
距離は変わらない。
変えようともしない。
見てるだけでいいと、思ってた。
ずっと、このまま。
そう・・・・・・・思ってた。
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ほのぼの - つきさん» ありがとうございます！！ドキドキしますよね！！笑 (2017年8月4日 13時) (
レス) id: ab6fba25e1 (このIDを非表示/違反報告)
つき - プレイボーイ＆小悪魔隼くん、すごいドキドキします！ (2017年7月24日 2時) (レス) id: 64ee8dcf3b (このIDを非表示/違反報告)
ほのぼの - ち か 濱さん» はい！ひみつごとのやつです！！喜んでいただけてうれしいです！！ (2017年7月21日 17時) (レス) id: 5e8491f193 (このIDを非表示/違反報告)
ち か 濱(プロフ) - これ、ひみつごと。のやつですよね！！？隼バージョンで読めるなんて、、ありがとうございます！ (2017年7月20日 16時) (レス) id: d41c2dd995 (このIDを非表示/違反報告)
ほのぼの - bamkero4181さん» ありがとうございます！！更新がんばります！！ (2017年7月13日 14時) (レス) id: ab6fba25e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほのぼの | 作成日時：2017年4月16日 13時
