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10話 ページ10

突然したから玄関を開ける音が聞こえ慌てて離れる。

ドスドスっていう音と共にあいつの声が聞こえた。

ト「かんたー?いないのー?」

そう言って容赦なく部屋の扉を開ける。

ト「なんだ、いるじゃん…って、え?」

「いや、ちがくて!」

ト「どういう、ことだよ…」

だんだんと低くなる声に怒られると思って怖かった

「いや、説明するから…」

ト「彼女いんのかよ。」

「えっと…」

ト「なんだよー、言ってくれよな。水くせぇ」

さっきの声とはまるで別人のように上機嫌な声。

「へ…?」

ト「あ、邪魔して悪かったな。初めまして富永です。後で改めて挨拶してもらってもいいですか?」

「えっと…あ、はい」

ト「じゃ、ゆっくりしてってくださいね」

そう言って風のように去っていった。

隣を見るとポカーンと口を開けたままずっと扉の方を見ているなつきちゃん

「あ、えっと、ごめん。こんな早く帰ってくるなんて思わなかった…」

「え、あうんん!大丈夫。ちょっとびっくりしただけ。」

「ほんとごめん…」

「謝らないで?突然私が来たのがあれだし…」

「いや、俺が誘ったんだからそれはいいの。まあ、遅かれ早かれ言うつもりだったから」

そう言って笑うとドッキリかと思ったなんて笑いだすからなんか、ほっこりとした気持ちになった。

「そう言えば、改めて挨拶してもらってもいいですか、って言ってたから挨拶しに行った方がいいかな」

「え、あー、んー…」

正直こんな可愛いから会わせたくない。
けど、もうバレてしまってるから会わせない訳にも行かない。
しかも、彼女自身もトミーに会いたがってたし…

しょうがないか

「行く…?」

「うん、行こ?」

そしてトミー達がいる部屋へ挨拶?しに行った

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作者名:うぶげちゃん | 作成日時:2018年11月6日 19時

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