見下ろす ページ27
「……ああ、私だ。…そうか、スノーフルを出たか。
何、案ずるな。私は己の責務を全うするだけだからな。こういう役は慣れっこさ。」
「………?」
「辛くはないか、か。
そうだな。その感情も次期に薄くなるだろう。
それに、何も私は対峙するつもりではない。話し合いに応じるか否かは分からんが、互いに言葉を交えて最善の方へ事が進うようにしたいのだよ。」
「…。」
「それでも分かち合えなかったら?
その時は仕方がない。私の手で2人の息の根を止めてやるさ。」
「…………。」
「すぐそこまで来ているんだな。分かった。
……なあ、アルフィー。もし、最悪な場合になったらその時は
私を赦さないでおくれ。」
深い溜め息を吐き、アンダインは顔を上げる。そして、眼下に広がるその光景に彼女は顔を歪ませてこう言った。
「さあ、話し合いと行こうか。なあ?A。」
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いつも亀更新で申し訳ございません。
作者のMALCOです。
最近引越しの手続きや仕事の繁忙期と重なりなかなか作品に手をつけられないでいました。
今後も忙しくなると思うので更新ペースも遅くなってしまいます。
皆さんにはご迷惑をおかけ致しますが、これからも「それでもキミの隣にいたい」をよろしくお願い致します!
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MALCO(プロフ) - コメントありがとうございますo( ^_^ )o 少しずつですが続編作ってますo( ^_^ )o 落ち着いたら公開しようと思うのでそれまでよろしくお願いします♪♪ (2020年12月2日 23時) (レス) id: 6553205470 (このIDを非表示/違反報告)
黒月 - すごく面白かったです!続きを楽しみにしています!更新頑張ってください!(*´▽`*)! (2020年11月28日 20時) (レス) id: c7163e8141 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:MALCO | 作成日時:2020年7月19日 22時