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答え合わせ ページ18

カランカラン

グリルビーズにドアベルの音が鳴り響く。


「…やっぱりまたここで油を売ってたのね。
パピルスが探してたよ、サンズ。」


この店の主であるグリルビーが眉間にシワを寄せながら「何で来てるの?休めって言ったでしょ。」と圧を送る。
流石のAも居心地悪いのか「今日はとりあえずお客として来たので…。」と返せば観念したのか彼はまたグラスを磨く。


「元気そうでなにより。」

「お陰様でね。それで?番を放ったらかして何してんの?」

「何って朝メシ食いに、」

「何言ってんだサンズ!ここには30分前にも来ただろ〜?」


すかさず横から鳥モンスターがそう言う。
バツを悪そうに視線を逸らすサンズにAはため息を吐き「グリルビーさん、アクダクトください。」と注文をした。


「良いのか?オイラを連れ戻さなくても。」

「まあ、たまには良いんじゃない?
それに聞いてほしい事もあるから。」

「聞いてほしい事?」

「そ、前にサンズは私がフリスクに対して抱いてる感情を恋煩いって言ったよね。」

「ああ…そんな事言ったな。」

「やっと分かったの。この感情の謎が。
やっぱり恋煩いじゃなかったよ。」

「Hmm?俺の見当違いだった、てか。」

「そうね。恋じゃなくて愛だったよ。」

「あ?そりゃどう言う?」


コトリ、、、

グリルビーがタイミング良くアクダクトをテーブルに置く。
Aはそれを伏目に飲みゆっくりと口を開いた。


「サンズがパピルスに対して抱いてるのと同じと言えば分かるかな。」

「!!お前…まさか、」

「うん、そう。





フリスクは私の弟(家族)なんだよ。サンズ。」


カチリ、

彼女の中で止まっていた秒針が漸く動き出した。

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設定タグ:Undertale , sans , papyrus   
作品ジャンル:恋愛
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MALCO(プロフ) - コメントありがとうございますo( ^_^ )o 少しずつですが続編作ってますo( ^_^ )o 落ち着いたら公開しようと思うのでそれまでよろしくお願いします♪♪ (2020年12月2日 23時) (レス) id: 6553205470 (このIDを非表示/違反報告)
黒月 - すごく面白かったです!続きを楽しみにしています!更新頑張ってください!(*´▽`*)! (2020年11月28日 20時) (レス) id: c7163e8141 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:MALCO | 作成日時:2020年7月19日 22時

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