Love feeling 5

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相変わらず、この週末も連絡は返ってこなかった。


「ねえ、颯ー、元太ー、凛と龍一も！」


私は、1年生の教室に居た。

私が来ることを図ったかのように

朝日はそこにはいなかった。



チャイムが鳴る15分前のこと。




最近、朝日が私を避ける理由…

1年生のみんななら、

何か知っているかもしれないと思った。


元「あ、Aちゃん！どうしたの？」

「あのさ、朝日、私のこと
避けてるみたいなんだけど、
何か知らない？」


前置きもなしに、そう言った私。


颯「あー、ええと…」


知ってるような、

そんな感じがする。


「何かあるんだったら教えて？」


どうしてなのか、知りたい。

突然のことで、わけわかんない。

私の頭の中はショート寸前。


凛「朝日、Aちゃんが
お昼に呼び出した？時あったよね？
その時から元気なくて…
で、その日くらいから朝日…」

颯「凛、それ以上は…」


凛が何か言おうとしたとき、

颯がそれを止めた。



凛「ごめんなさい、
僕から言えるのはここまで、です…」


どうやら、周りも固めているみたいで。



なんで？

絶対、何かあるでしょ。

知ってるみたいなのに

なんで教えてくれないの？


ってことだけが私の頭を支配した。





呼び出して、伝えた日、

その日からなんだとしたら…



あの時…朝日は冷たく返してきた。

あ、そう言えば…

娘を送り出す気分、って言ってたよね。

だからかな。



「分かった、いいや！
ありがとね！じゃあ、また部活で」


これ以上、みんなに聞いても

教えてくれない気がしたから、

あっさり切り上げることにした。






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