Love feeling 5

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拡輝side





拡「えっとねー
クッキー焼きたて食べ放題できたんだよ、
駅の近くに。」

「ああ！なんかできるって
女子たちが言ってた気がするー」

拡「受験のさ、息抜きにって！
あー、俺が誘うからもちろん奢り！どう？」

「奢り〜？やったー！(笑)
いいよ！いこいこ！」


ふぅ〜、一安心？

乗ってくれたし、作戦成功！？



「えー、じゃあ〜
私のお願いも聞いて！」


ん？お願い？

Aからのお願い？

うんうん、なんでも聞きます。

聞きますとも。


拡「何〜？」

「スーパー付き合って？」


首をコテン、と傾けて微笑む。

断れるわけ、ない。


そりゃあ…

ほら、


ねえ？



好きな人の…


お願い、だもん。



拡「いいけどー、なんか買い物？」

「凛誕生日でしょ？
リクエストされたからー、
ケーキ作ろうと思って！」

拡「ほぅ…ケーキ！いいね
Aお菓子作りも得意なの？」

「まあ、そこそこかなあ」

拡「えー、じゃあおいらもなんかしたいなあ」

「他の人たちはなんかするのかな？」

拡「プレゼントあげてたりとかー？」


多分、みんな誰か誕生日のときは

それぞれなんか渡してたりとかするし？

する人はする、はず…？

おいらはそこら辺分からないけど…


「そっかーそうだよね、
誰か誕生日のときは何かしらしてるしね」

拡「じゃあー、拡輝は
パーンッてやるわ、クラッカー
で、Aが誕生日おめでとう！
ってケーキ渡すのは？」


結構いいシチュエーションだと思う。


「あー、それいい！
じゃあ、クラッカーも買おう」


先生方の何かがあるらしくて

今日は4時間目で学校終わりだし

うん、おいら楽しみになってきた！








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