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拡「A、俺さ」


えっ

少しだけそらされてた私の注意が

一気に拡輝の方に向いた。



すると、拡輝の真っ直ぐな視線で

私を捉えてることが分かった。



ゴクリ、

自分の喉がなるのが

全身に響き渡るように伝う。



おいら、でもなく

拡輝、でもない

俺…


そんなの…初めて聞いた。



拡「Aのこと、好きなんだ」


ドクン、と

大きく、心臓が動いたような感覚

ギューっと締め付けられるようでもある感覚。



拡「だから、俺と付き合って下さい」


正直…拡輝のこと

ちゃんと意識したこと、なかった…


のに…



ド○○キする


1mくらいしか離れていない拡輝の顔をまともに見れない…





答えは

ひとつ、だと思う


「はい…」

たった2文字、それだけだ。



拡「えっ!」

「えっ?」


そう返事をしたのに

えっ!って言われて、驚いて

思わずバッと顔をあげたら、

拡輝と目が合った。



拡「まじ?」

「うん///」

拡「ね、ギューってしていい?」

「ん、いいよ…」


以外とがっちりしてる、拡輝の腕の中は

あったかくて、

ずっと…こうしてたいなって思った。


拡「良かった…
絶対、大切にするから」

「うん」


普段のおちゃらけた拡輝の声じゃなくて

優しくて少し男らしくて落ち着いた拡輝の声…



ドクン、ドクンと

早くなる心臓の音。



拡輝が私から離れて、

頭を撫でてくれながら

拡「じゃあ、今日はもう遅いし
また、明日。おやすみ。A」

「ん、おやすみ。拡輝」


いつものニカッとした笑顔。

やっぱり、この笑顔だよなあ、拡輝は。

安心する。

私も、笑顔になれる。







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gun(プロフ) - のんたさん» そうですよね!雑誌には載らないので…露出が少ないと寂しいですよね。なので、無所を出せるときは出して行きますね!これからも更新を楽しみにしてもらえるように、頑張ります! (2014年10月14日 0時) (レス) id: 52bdcfb689 (このIDを非表示/違反報告)
のんた - 岸くんかっこいいです!無所って、舞台にはいるけど、雑誌にあまり載らないのが残念で...gunさんの小説みたいに無所って出てこないので、少しでも名前が出てくるとうれしいんですよ~(^^)リクにも応えてもらってるんで、更新が楽しみなんです! (2014年10月13日 22時) (レス) id: f2d32813fc (このIDを非表示/違反報告)
gun(プロフ) - のんたさん» 無所がすきだったんですねヾ(@⌒ー⌒@)ノ岸くん、いいですよね! (2014年10月13日 10時) (レス) id: 52bdcfb689 (このIDを非表示/違反報告)
のんた - 続きと楽しみにしてますね!イチオシは岸くん!そして半澤くんと目黒くんや原くんかな。無所のラインが好きなんです(*^^*) (2014年10月13日 3時) (レス) id: f2d32813fc (このIDを非表示/違反報告)
gun(プロフ) - のんたさん» よかったです(*^_^*)!そう見えるように心がけてるので、嬉しいです!ちなみに誰が好きなんでしたっけ…? (2014年10月11日 23時) (レス) id: 52bdcfb689 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:gun | 作者ホームページ:http://aaaaaaaa  
作成日時:2014年9月15日 0時

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