Love feeling 5

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朝日side





拡輝くんが俺に

Aが好きだと言ってきた日から

拡輝くんとAが話してたり仲良くしてる姿が

今まで以上に目に入るようになった。




ムカつく…




無性にイライラして、

海人にお前分かりやすいなって笑われた。

部屋でも宮近には心配されたし、

教室では颯に何かあったら相談乗るよ？とも言われた。



俺の中でのAが大きくなればなるほど

辛くなるのは分かってる。



でも、好きなことをやめるなんて

そんなのはもう、無理に近い。


嫌いになる部分なんて…ない…



拡「A！勉強しよ！
明日の補習のやつ！」

「あー、それ私も言おうと思ってた！」

美「えー、俺は仲間はずれですか」

「「武藤さんいるじゃん」」

美「なんだよ2人して！」

拡「本当のことじゃん〜」

美「そうだけどさあ」


2人きりってこと？

あーあーあー！もう、なんなんだよ！



朝「じゃあ、お先に〜」

そんな光景なんて見たくもなくて、

いつもはダラダラしてから帰るのに

1番最初にスタジオを抜け出した。



平静を装ったつもりだけど、

無理だったみたい。


宮「あ〜さ〜ひ〜」

ってちょっと眉を下げながら

心配そうな顔で話しかけてくる宮近。


なんで、みんなには気づかれて

Aは気づかないんだろう。



姉弟だからか…



はあ…



そんなもんなの？




まあ、当事者は鈍感になるものか。



朝「なんだよ」

宮「なんだよ、って…
顔死んでるからさあ…」

朝「まじか」

宮「うん」


宮近にもしょっちゅう心配されるようになったし

そろそろ、俺…やばい。

抑えきれなくなってきてる。







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