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拡輝side
席替え、おいらはAの“親友”の
目黒くんの隣を陣取ると
この会が始まる前に決めてたんだ。
拡「どうもー」
蓮「えっと…仲田くん…」
拡「せいかーい！」
俺の渾身のネタ的なので笑ってくれた。
うん、目黒くんいい人！
蓮「良かったです…」
みんな隣の席か、
その隣とかにごそっと集まってて
この席にはおいら達2人だけっていう
なんとも異色空間。
拡「おいらね、目黒くんに聞きたいことがあって」
蓮「聞きたいこと、ですか？」
ちょっと不思議そうな顔をしているけど、
仕方ない。聞きたいんだから。
拡「目黒くん、ってさぁ
Aの“親友”じゃないよね」
蓮「え？」
拡「元彼…
違ったらごめんねー」
蓮「……
仲田くんって、鋭いんですね」
しばらく黙った後、
目黒くんは遠回しに言う。
蓮「Aがここに来る前まで
付き合ってました
でも、行き先も教えてもらえないまま
振られたんです」
拡「行き先知らないのに、
なんで、今？」
突っ込んでいいのかわかんない
でも、聞きたい。
蓮「たまたま、俺のバイト先に来て
そのときは追いかけても、
無理だからって言われたんですけど
夏休み…
地元に、A…返って来たんです」
そういえば、Aちゃんの家庭は複雑、なんだっけ…
拡「けど、A…
俺も数日しか帰らなかったのに、寮にいたよ？」
蓮「帰ってきた日に返ったんです。
家で色々あって、泥酔して公園にいて…
それで、寮まで送って行って、
阿部くん、って人に連絡先とAを渡しました。
そこから連絡取って…
親友、になったって感じです」
ふぅー、
俺は溜息をつく。
ライバル、ではないってことか。
それは、安心…
拡「A、一回自分の家のこと話してくれたんですけど
そんなに詳しくは言ってなくて、
俺らも詳しくは聞けなくて。」
蓮「明るいですけど、
心の奥は…きっと、まだ暗い部分も沢山持ってます」
拡「ほら、今も…
Aは、優しいし、明るいから
みんながああやって寄って行く。
本当に、みんなから好かれてて
羨ましいなーって思っちゃうし
その人間性が尊敬できるっていうか…」
.
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gun(プロフ) - みんちゅさん» みんちゅさん、ありがとうございます( ´ ▽ ` )ﾉ (2014年9月7日 21時) (
レス) id: 52bdcfb689 (このIDを非表示/違反報告)
みんちゅ - やっぱり、この作品めっちゃ好きぃ―――――(≧▼≦) (2014年9月7日 20時) (携帯から) (レス) id: b150350405 (このIDを非表示/違反報告)
gun(プロフ) - jyanikotopiさん» いやいやいや（；＿；）全然ないですよ…！ (2014年9月5日 15時) (レス) id: 52bdcfb689 (このIDを非表示/違反報告)
jyanikotopi(プロフ) - gunさん» はい！もうすごく上手すぎて才能を分けていただきたいです！！ (2014年9月5日 13時) (レス) id: 047559606b (このIDを非表示/違反報告)
gun(プロフ) - jyanikotopiさん» コメントありがとうございます！いい感じにかけてますかね？(笑)これからも拡輝出して行くのでよろしくお願いします！ (2014年9月4日 15時) (レス) id: 52bdcfb689 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：gun
| 作者ホームページ：http://aaaaaaaa
作成日時：2014年7月30日 12時
