え、ちょっと待って ココドコデスカ

6話 ページ8

国木田｢…貴様らはなんだ｣

なんだとはなんだ

きらら｢えと…太宰さんに連れてこられました｣

そう言うと 伸びている太宰を睨む国木田

そらる｢誰だっけ えーと…推理する人｣

突然そらるがうなりだす

まふまふ｢推理？？｣

推理系で有名な文豪といえば…

まふまふ｢コナンだ！｣

きらら｢それ違いますから！｣

思わず突っ込む

そらる｢あ、江戸川乱歩だ｣

きらら｢江戸川乱歩ってあれですよね 超推理｣

そらる｢うん ここって何だっけ？…えー…と｣

中島｢ここが…武装探偵社｣

そらる｢あ、それだ｣

そらるは知っているようだが 覚えていない様子

きらら｢何ですかそれ？｣

そらる｢異能力を使う人たちが沢山いる所｣

異能力とは超能力みたいなもの

そう教えてくれた

きらら｢え、凄くないですかそれ？現実とかけ離れすぎじゃありません？そしてそれを使えちゃったまふくん凄すぎませんか？？？｣

まふまふ｢ぼ、僕…超能力者！？｣

パニック状態のきららとまふまふ

そらる｢国木田さん ここに江戸川乱歩って人いますよね？…いませんでしたっけ？｣

うるさい2人を放置して国木田に問う

国木田｢…いるが｣

警戒を解かない国木田

そらる｢あ、えと…俺 そらるといいます あのバカのせいで違う世界からトリップしてきた者です｣

どうぞよろしく と頭を下げる

国木田｢…トリップだと？｣

困惑している

そりゃ普通は混乱する

そらるが冷静すぎるだけだ

きらら｢まふくん！凄いです！！他にも誰か呼びますか！？｣

まふまふ｢ほ、ほか？？…あ、天月くんとか！｣

そう言っていると

そらる｢これ以上被害者増やさないでくれるかな｣

真っ黒な笑顔を向けるそらる

きらら・まふまふ｢ごめんなさい｣

？｢何だい？新入りかい？｣

そう言って奥から出てきた綺麗な女の人

？｢お客さんですか？｣

？｢お客様ですの？｣

萌え袖の似合う青年と

…彼女さん？

太宰｢きららちゃんにまふまふ君 そしてそらる君だよ｣

きらら・そらまふ｢どうも｣

3人で頭を下げる

？｢与謝野晶子だ よろしく頼むよ｣

きらら｢よ、与謝野晶子…｣

また文豪

？｢えっと、谷崎潤一郎です こっちが妹のナオミです｣

？｢お兄様！私自分で自己紹介できましてよ！｣

…本当に兄妹なのだろうか

自己紹介が終わったが

肝心の江戸川乱歩がいない

そらる｢江戸川さんは？｣

谷崎｢乱歩さんなら駄菓子を買いに行かれましたよ｣

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