え、ちょっと待って ココドコデスカ

33話 ページ35

これは私がまだ小学生だった時の話

きらら｢お父さーん！お母さーん！早く行こうよ！！｣

今日は3人でお出かけ

母｢急がなくても遊園地は逃げないわよ｣

きらら｢でも早く行きたいー！！｣

父｢よしよし じゃあ行こうか｣

父が私を抱っこしてくれる

電車を乗り継いで 遊園地へ♪

きらら｢お父さん見て！あっちにメリーゴーランドがあるよ！｣

今日は久しぶりのお出かけ

とっても楽しい

きらら｢お母さん！見て！可愛いお花が咲いてる！｣

父も母も嬉しそうに笑ってくれた

沢山遊び

時間は過ぎて遊園地は閉園

そして帰り道

最寄り駅に着いて 3人で家に帰っている途中

？｢こんばんわ〜｣

知らない人が声をかけてきた

全身黒色で変な人

父母・きらら｢こんばんわ｣

普通にそこを通り過ぎようとした

？｢いやいや…まぁいいか｣

誰かが走ってくる音が聞こえた

その瞬間

ｻﾞｸｯ

父｢っ！？｣

聞きなれない音がして

続いて父のうめき声が聞こえた

後ろを振り返ると

腹部を赤く染めた父がいた

その近くには笑っている黒い人

母｢あなた！｣

母が父の元へ行こうとする

父｢来るな！早く逃げろ！！｣

父が叫ぶ

黒い人は笑いながら父に何かを刺した

？｢はははははは！！いつまでもつかな？｣

楽しそうに笑いながら

ザクザク刺し続ける黒い人

母｢ふざけないで！｣

母は私に逃げなさいと言って父の所へ行った

怖くて動けなかった

少しして 父も母も動かなくなった

？｢残すはお前だけか｣

そう言って近づいてくる黒い人

きらら｢…｣

怖くて声も出ない

？｢じゃあな｣

そう言って振り下ろされる腕

？？｢やめろ！｣

誰かの声

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