え、ちょっと待って ココドコデスカ

32話 ページ34

探偵社に帰ってきました

与謝野さんが治療してくれました

もう2度と怪我なんてしません

神に誓います( ˙-˙ )

そらる｢大丈夫？｣

ふるふると首を横にふる

もう本当に何なの

芥川さんの黒いヒュンヒュンしたやつも痛かったけどさ

与謝野さん怖すぎるでしょ

まふまふ｢の、飲み物飲みますか？｣

まふくんありがとうございます

でも今無理です

ふるふると首を横にふる

太宰｢大丈夫かい？｣

太宰サンが来た

きらら｢…｣

正直さ、大丈夫な訳ないよね

いきなり意味わからない異能力とかいうのが使える世界に来て

そらまふが目の前にいて

銃と黒いヒュンヒュンする奴に追いかけ回されて

腹部抉られてさ？

これで精神保てる人尊敬するよほんと

太宰｢怖かったね だがこれからも君は狙われる事になる｣

優しく頭を撫でながらの爆弾発言きたよこれ

そらる｢まさかだけど｣

そう言って太宰サンの手を払う

そらる｢きららが中島さんと共にポートマフィアに狙われる なんて言わないよね？｣

ドスの聞いたお声で

こっちまで怖いです

太宰｢そのまさかですよ｣

最悪

きらら｢…どうして私が？｣

やっと発した言葉がこれだよ

太宰｢きららちゃんの異能力はレアだからね｣

望んだことが現実になる異能力 “空想世界”

太宰｢どこの組織も喉から手が出る程欲しがるさ｣

なんなのこの異能力

きらら｢…帰りたい｣

切実な願いだよほんとに

まふまふ｢きららさん…｣

まふくんめっちゃ困ってる

きらら｢すみま…せん｣

心の中ではこんなにも話せてるのにね〜

声出ないよ

だって今でも思い出したら怖いもん

そらる｢今はゆっくり休んで｣

そう言って頭をぽんぽんしてくれましたよそらるさん

そして今医務室にこもってます

絶賛ひきこもりなうですよ

だって怖いもの

もうあんな思いしたくない

でも、やっぱり自分より他人

かつて両親がそうしてくれたように

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