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小山side
ぐったりしているシゲ
すると、戻ってきた手越もぐったりしている
小｢手越どうした？｣
増｢なんか、シゲの貰いそうだからって言って、リビングにいたんだけど、
音聞いて、吐いちゃって、
どうせもう貰うものないから戻ってきた｣
小｢マジかよ･･･｣
手｢ま･･･す･･･｣
増｢まだ気持ち悪い？｣
手｢ん･･･｣
増｢待って待って
はいっ、いいよ｣
手｢ｵｪｯ、ｵｪｪｪｪ｣
加｢こ･･･やま･･･｣
小｢どうした？｣
加｢ごめん･･･、あたまひびく･･･｣
超小さい声だけど、俺には聞こえた
小｢リビング行こっか･･･｣
手越はとてもじゃないけど動けるような感じじゃなかった
どう考えても暖かいのはこっちだし、シゲを向こうに連れていくべき
でも、抱える時とか痛いだろうな･･･
でもしょうがない
持ち上げるとぎゅっと目をつぶるシゲ
小｢痛いよね、ごめんね〜｣
加｢ん〜｣
小｢膝枕してあげる
おいで？｣
いつも通り膝枕してシゲ就寝笑
頭からするりと抜けて手越のところへ行くと、泣いちゃっていた
増｢俺はここにいるよ〜｣
手｢さむ･･･いよ･･･、ｺﾞﾎｯ、まっす･･･ぎゅーして･･･？｣
増｢ぎゅー
･･･あ、小山笑｣
小｢なになに、どうしたの｣
増｢いやぁ、熱上がっちゃったみたいでさ、
まぁ可愛いよ？｣
小｢そういう問題じゃなくて･･･笑笑｣
増｢あ、それでね、
寒いよ、まっすーどこも行かないでねって言われた｣
小｢他は？
頭痛いとかは？｣
増｢多分だけど、頭痛くて、咳も出てるね｣
小｢熱はかってみる？｣
増｢そうしよっか〜
手越、ちょっと体温計挟むから冷たいよ〜｣
はかりおわった体温計をみると
なんと40度
そりゃ大変だよ
手｢まっす･･･？･･･けいちゃ･･･、あたまいたい･･･｣
増｢膝枕して頭なでてあげよっか
･･･シゲさ、ソファーだよね？｣
小｢うん･･･ごめん･･･｣
増｢いいよいいよ、
俺がベットに座る｣
そう言って、枕元に長座して、手越の頭をのっける
手｢まっす･･･、おなかも･･･｣
増｢あらら･･･お腹痛いの戻っちゃったか･･･｣
すると、手越は自分でまっすーの手を握り、自分のお腹に持っていく
こりゃ相当痛いんだな
手｢うーーー、いたいよお泣｣
するとリビングから物音が
おれは急いでシゲのところへ向かった
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作者名：祐貴 x他1人 | 作成日時：2017年2月19日 0時
