加藤�� ページ29
加藤side
今、4人で高速で移動中
前にまっすーがのってて、後ろに、手越、俺、小山の順で座ってる
さっきまで普通に話してたんだけど、ちょっと酔っちゃって小山に寄りかかる
小｢！？
どうした？｣
手｢酔っちゃった？｣
加｢･･･ん｣
小｢まじか･･･｣
すると、まっすーはマネに車を止めてもらうよう話してくれて、
手越は窓をあけてくれて、
小山は背中をさすってくれる
加｢ごめん･･･｣
小｢大丈夫大丈夫
酔っただけ？｣
加｢うん･･･｣
小｢そっか･･･｣
なかなか高速から降りれないみたい
休憩所もなかなかなくて、やっとついた休憩所
増｢ちょっと降りよ？｣
でも、具合悪すぎて動けない
手｢動けない･･･？｣
加｢うん･･･｣
増｢シゲ、おいで｣
そう言うと、まっすーがおんぶしてくれた
増｢いつも酔わないのに〜
どうした？｣
加｢分かんない･･･｣
小山がずっと背中をさすってくれてる
増｢治ったら言ってね〜
それまではおんぶしててあげる｣
加｢ふぅっ、はぁ、｣
手｢どうした？｣
加｢ちょっと･･･｣
小｢一回座ろっか｣
そう言って、車のドアを開け、座らせてくれた
増｢気持ち悪い？｣
加｢うん･･･｣
小｢大丈夫？｣
加｢まだちょっと･･･｣
手｢吐きそ？｣
加｢ん･･･｣
もう限界で、胸のあたりをさすってみるけどムカムカした感じは治らない
すると、小山が逆側から車に乗ってきて、袋を差し出し、背中をさすってくれた
小｢吐けそう？｣
加｢･･･｣
小｢ちょっとごめんね｣
そう言うと、俺の背中を強めにさする
加｢うっ･･･｣
小｢吐いちゃえば楽になるから｣
加｢ｵｪｪｪｪっ、ｵｪｯ、｣
小｢もう大丈夫？｣
加｢ん･･･｣
気づかなかったけど、まっすーと手越が飲み物を買ってきてくれたみたい
増｢はいっ
もう行けそう？｣
加｢ごめんね･･･、行ける｣
その日は結局、俺は後ろで寝かせてもらい、その後は酔うことなく過ごせた
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作者名：祐貴 x他1人 | 作成日時：2017年2月19日 0時
