NEWS、頑張れ (ページ3)

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増田side

こりゃそうとうキツそうだな

でも、俺には頼るって約束したし、分かってるだけ安心かな･･･

小山たちが帰ってきて起き上がった手越

相当バレたくないのか、テンションはいつも通りだけど、顔色最悪

小声で、
増｢キツかったら2人いても、オレに言ってな？｣

って言っといた

･･･けど、2人とも帰る様子がない笑笑

俺らが先に帰るか･･･

荷物をまとめ始めてる手越

ここで俺が手伝ったらバレちゃうからあえて見守ってたけど、動きがちょくちょく止まる

近くにはいてあげよう

そう思って近づくと、手越に手招きされた

手｢まっすーっ･･･泣｣

増｢ごめんごめん、もう無理だね

ちょっと待ってね｣

気づかれないように手越の荷物を素早くまとめて、帰れるようにした

増｢じゃ、俺ら帰るね～

おさき～｣

手｢･･･おさき･･･｣

増｢えっとー･･･立てる？｣

首を横にふる手越。

増｢じゃあ俺にもたれていいから、ドア出るまでは我慢してね？｣

そう言って手越をかかえながら立つ

小｢てごちゃん、どうしたの？｣

案の定気づかれるわけで

なんとかうそをつく

増｢さっきころんだらしいよ笑｣

そう言って急いで楽屋からでるが、手越はすぐにしゃがんでしまった

もう抱っこするしかないかな

増｢手越、マネの車までちょっと我慢ね｣

お姫様抱っこをして駐車場まで向かう

いつもなら抵抗するけど、もうそんな余裕もない様子

車に急いで乗っけて、膝に寝かせる

増｢マネージャー、俺のうちでこいつも降ろすから｣

マ｢了解｣

手｢うぅっ｣

増｢痛い？｣

手｢ちょっと･･･気持ち悪くなっちゃった･･･｣

増｢袋あるから、吐きそうになったら言ってね｣

手｢お腹もいたい･･･泣｣

増｢ゆっくり行く？それとも、早く帰りたい？｣

手｢んっ、ゆっくり、がいい、かな｣

増｢おっけー

マネージャー、ゆっくり行ってもらっていい？｣

マ｢わかった｣

お腹が痛いうえに気持ち悪いって辛そうだな･･･

手｢まっすー･･･｣

増｢どした？吐きそう？｣

ｺｸｺｸ

頷くだけってやばいなって瞬時に頭で考えて袋を急いであてる

手｢ｵｪｯ、ｹﾞﾎｹﾞﾎ、ｵｪｵｪｪｪｪｪ、うぅー｣

増｢辛いね～、頑張れ｣

結局、家に着くまで吐き気は全然引かなかったみたい

そのまま、家に着いた

手越をかかえ、袋を口元にあてながら車を降りた