俺の彼女の愛し方【センラ】

-Story33-side夢主- ページ35

「結婚しよ」


センラくんから出た言葉はたった一言ですごく重い一言だった。

「っえ…？」

「センラの彼女ってだけできっと不安になることもあると思うし、Aが不安にならないように、それと…センラがずっとAと入れるように…」

「本気で…言ってるの？」

「本気やで。」

センラくんの目はすごく真剣で本気で言ってるんだと思った。


私の中ではいろんな感情がまじっていた。

こんな私の不安だけでセンラくんと結婚だなんてセンラくんにとても悪い気がする。それにセンラーの人にどう思われるだろう。私って公表するつもりなんてさらさらない。けど…きっと受け入れてもらえない。リアコの人はどう思う？たった出会って数カ月で結婚って知られたらセンラくんもきっと悪く思われるし、私って知られたときのことも…

「私が…センラくんと結婚してもいいの…？」

「当たり前やろ？」

「私だって…ただの…ただのリスナーだったのに…センラくんの…」

「俺の嫁になってください」





年末の家の前、急にプロポーズされました。

不安だらけの私だけどセンラくんと成長していきたい。そう思って私は言った。


「こんな私で良ければ」

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