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-Story27-side夢主- ページ28

熱も治ってクリスマスになった。
イブは一緒に過ごせなかったけど今日は一緒に過ごそうとセンラくんと話していた。
私のことを心配して今日は家で過ごすってセンラくんは言っていた。

「ねえご飯一緒に作ろうよ」

私が誘うとセンラくんはすごく嬉しそうにいいよって言ってくれた。

ご飯を一緒に食べてテレビを見ていたらもう夜22時になっていた。

センラくんと初めて過ごすクリスマス。
いや今まではスマホの中のセンラくんと一緒だったから…??

でも生身のセンラくんとがクリスマスを一緒に過ごせるなんて本当に思ってもいなかった。
なんならこうやって付き合ってること自体も。

「なぁAちゃんにプレゼントあるねん」

センラくんは急に言い出した。

「プレゼント?」

「これ、」

「開けてもいい?」

きれいに包装されたプレゼント。
ゆっくり開けていくとかわいい手袋とマフラーが入っていた。

「わぁ!!」

丁度ほしいなと思っていた。

「Aちゃんあんまりつけてなかったからつけてほしくて…風邪引いたらあかんし!」

「うれしい!!ありがとう!!」

センラくんって本当にセンスがいい。
すごく私の好みにぴったりで世界一のクリスマスプレゼントになった。

そういえば私もプレゼント!!

「私もあるの!ちょっとまってて!」

私は前に練習したお酒を間違えないように作った。
準備したケーキもあるしまだ悩んでるプレゼントもある。
今日はセンラくんに喜んでもらいたい。そんな一心で私は頑張った。


「これ…」

センラくんの前に置いたお酒。

「今作ったん?」

「うん!飲んでみて?」

「…うまぁ!!」

「ほんと?!よかった!!」

すごくキラキラした目で私を見てくれるセンラくん。本当にこの人に恋をしてよかったと思う。

「これね…意味があるんだよ」

「意味?」

「このお酒の名前はスクリュードライバー。意味は…

あなたに心を奪われた」


「もう、…ほんま…センラのほうがAちゃんにゾッコンやで…。センラに手紙くれてありがとう。センラを見つけてくれてありがとうな…!!」

「うん!!だいすき!!あともう一個…」

「まだあるん??」



頑張れ私
勇気を出して…


「プレゼント…は…わたし…」

「…え?」

「私!プレゼントは私!2回も言わせないでバカセンラくん!」

「ホンマにいいん?」

「え?」

センラくんが言ってる意味がよくわからなかった。それでも私の気持ちは変わらない。

「いいよ…」

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せせ - うおぉぉぉ〜センラさん好き…尊いってなっておりました笑 私ヤバいですね笑 (2020年5月13日 22時) (レス) id: b70251c49a (このIDを非表示/違反報告)
はりい(プロフ) - 初コメ失礼します。毎回通知が来る度に、今回はどうなったのかな?次回はどうなるのかなあ…!なんて凄くワクワクしながら読んでいます。お身体にはお気をつけて、無理のない範囲でこれからも頑張ってくださいね♪楽しみにしてます!! (2020年3月30日 14時) (レス) id: 448a94a682 (このIDを非表示/違反報告)
Mofu(プロフ) - 初コメ失礼します!いつも楽しませてもらってます!!無理せず頑張ってください! (2020年3月27日 9時) (レス) id: 57f9efce9b (このIDを非表示/違反報告)
Rinara* - 続編おめでとうございます!更新頑張って下さい!体、気を付けてください...! (2020年3月27日 0時) (レス) id: b08831265b (このIDを非表示/違反報告)
- 続編おめでとうございます!これからも頑張ってください! (2020年3月23日 21時) (レス) id: 0a249ceab0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:れおなちゅ | 作成日時:2020年3月22日 19時

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