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-Story24-side-センラ ページ25

朝というか早朝、体をゆすられて起こされた。
何かと思って横を見ると寝ているAちゃん。すごく苦しそうに息をしていてなんか色々やばいことはわかった。
頬を触ってみると馬鹿みたいに熱くて熱だとすぐにわかった。

「え、あっつ…しんどい?」

「…っうん」

返事もしんどそうでとりあえず冷たいもの持ってきて飲み物も飲ませよう。
そう思いベッドを出た。

さすが12月まだ寒い。
もう一回部屋に戻って暖房がついてることを確認してキッチンへ行った。

ポカリとアイス枕を持って部屋に戻ると熱を測っていたAちゃん。
普通に熱高いし可哀想すぎる。絶対しんどい。
そういえば今日はクリスマスだったなぁ…。
Aちゃん楽しみにしてたしなぁとか色々考えていると…

「…ごめん」

急に謝ってきたAちゃん。
きっとこんな日に熱を出してごめんって思っているんやろな。
センラからしたらまぁクリスマスイブ一緒に過ごせてるしこんなクリスマスもいいけどなとか考えてしまう。

「なんで謝るん。また違う日に出来るから今はちゃんと寝なさい」

薬も飲ませないといけないしとりあえずご飯軽めに作ってこようかな。
そう思ってまた部屋を出た。

あ、クリスマスプレゼントどうやって渡そう。
今日渡すべき?いや後日?

Aちゃんと過ごしててわかったこと、あの子はキラキラした人が多いザ!デートスポット!っていうところに行こうとしない。
確かに友達と打ち上げで居酒屋いくんやもんなぁ。クリスマスくらいはって思ってイルミネーションを一緒に見に行きたかった。その後あの思い出の居酒屋に行こうとしてたけど…

ムードないってまた怒られそうやけどな

今日ばかりはしょうがない。
Aちゃんと結局一緒にいれてるしクリスマスイブに全力で看病してみるのも悪くないかもな。
今日はよりAちゃんに尽くそう。

色々考えながらおかゆをつくってAちゃんのところへ行くとAちゃんはすやすやと眠っていた。
その顔には涙が通った跡があって、悔しかったんだろうなと思った。その涙を拭って頭をなでた。かわいいかわいい。

お粥は後ででいいかな。
Aちゃんの横で仕事をしよう。

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せせ - うおぉぉぉ〜センラさん好き…尊いってなっておりました笑 私ヤバいですね笑 (2020年5月13日 22時) (レス) id: b70251c49a (このIDを非表示/違反報告)
はりい(プロフ) - 初コメ失礼します。毎回通知が来る度に、今回はどうなったのかな?次回はどうなるのかなあ…!なんて凄くワクワクしながら読んでいます。お身体にはお気をつけて、無理のない範囲でこれからも頑張ってくださいね♪楽しみにしてます!! (2020年3月30日 14時) (レス) id: 448a94a682 (このIDを非表示/違反報告)
Mofu(プロフ) - 初コメ失礼します!いつも楽しませてもらってます!!無理せず頑張ってください! (2020年3月27日 9時) (レス) id: 57f9efce9b (このIDを非表示/違反報告)
Rinara* - 続編おめでとうございます!更新頑張って下さい!体、気を付けてください...! (2020年3月27日 0時) (レス) id: b08831265b (このIDを非表示/違反報告)
- 続編おめでとうございます!これからも頑張ってください! (2020年3月23日 21時) (レス) id: 0a249ceab0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:れおなちゅ | 作成日時:2020年3月22日 19時

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