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-Story14-side夢主- ページ15

「そんなことできない…」

「なんで?」

二人でとりあえず話をするためにソファーに座った。

「私はセンラさんの彼女だけどそれは普段のセンラさんで、浦島坂田船のセンラさんは私の推し。特別扱いされるわけにはいかない。」

「センラのオタクとしてAちゃんは模範やね。でもだめ。全部のセンラを見てほしい。チケット自名義で当てたいんやろ?当てたらいい。でもそれ以外はセンラが用意する。パートナーとして、オタクとして、どんなセンラでも全部見てほしい。」

私の考えは間違っていたのだろうか。
センラさんのオタクだから特別に用意してもらうわけにはいかない。その思いはセンラさんからしたら違ったのかな。
“どんなセンラでも見てほしい”
センラさんが言ったことなら見るに決まっている。とりあえず最強な私!!今回も頼むぞ。

「うん。わかった!…ご、ごはん!もうできてるよ。食べよう?」

「久しぶりのAちゃんご飯や!やっと食べれるわぁ」

「これからは毎日食べれるよ」

「最強センラの優勝やわ」

私なんてセンラさんと釣り合うわけがない。
だからたくさんの努力をしてふさわしい人になるんだ。
美味しそうに私が作った夕食を食べるセンラさんを見て改めて思った。


ご飯のあと二人だテレビを見ているとふと思った。

「センラさん、キャスしないの?」

そう、センラさんは浦島坂田船としての活動もしなければならない。キャスを義務としているわけではないと思うけど私が邪魔でできなくなるなんて思いたくない。

「センラはAちゃんと過ごしたいんやけど」

「…ごめん」

「怒ってないよごめんごめん。キャスしたらAちゃんのこと一人にするやろ?だからセンラが一人のときにやろうかなって思ってたんやけど…」

「センラが配信少なくなったらオタクは生きる意味を無くしちゃうんだよ。だから私に構わずしたくなったときにしていいよ?」

「ふふ、流石センラのオタクや。じゃあ早く終わらすために今からやってくるな。」

「ん。待ってるね」

そしてセンラさんは自分の部屋へ向かった。
センラさんのいないリビングはなにか物足りなくて寂しく感じた。
センラさんの私の頭を撫でる手は優しくて好きだ。

お兄ちゃんとは違う暖かさ。
大好きな人の暖かさ。

まだなにか物足りない。センラさんの穴を埋めるためにスマホを開きキャスの画面で待機をした。


オタク最高

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せせ - うおぉぉぉ〜センラさん好き…尊いってなっておりました笑 私ヤバいですね笑 (2020年5月13日 22時) (レス) id: b70251c49a (このIDを非表示/違反報告)
はりい(プロフ) - 初コメ失礼します。毎回通知が来る度に、今回はどうなったのかな?次回はどうなるのかなあ…!なんて凄くワクワクしながら読んでいます。お身体にはお気をつけて、無理のない範囲でこれからも頑張ってくださいね♪楽しみにしてます!! (2020年3月30日 14時) (レス) id: 448a94a682 (このIDを非表示/違反報告)
Mofu(プロフ) - 初コメ失礼します!いつも楽しませてもらってます!!無理せず頑張ってください! (2020年3月27日 9時) (レス) id: 57f9efce9b (このIDを非表示/違反報告)
Rinara* - 続編おめでとうございます!更新頑張って下さい!体、気を付けてください...! (2020年3月27日 0時) (レス) id: b08831265b (このIDを非表示/違反報告)
- 続編おめでとうございます!これからも頑張ってください! (2020年3月23日 21時) (レス) id: 0a249ceab0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:れおなちゅ | 作成日時:2020年3月22日 19時

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