仲間内の恋愛について ページ8
ビ「‥と、ここまでがいつものメンバーね。」
ビスケは一旦話をやめて、先程注文した紅茶をすする
当の私は口をあんぐりと開けていた
私「えっ、いや‥な、なに今の‥!」
私にとって最も近しい存在と言える4人の話
ビスケの経験談が話されるのかと思いきや、これはただの都合の良い妄想にすぎない
ビ「少しは楽しんでくれたかしら?ベタな恋愛ほど乙女の心は揺さぶられるもんだわさ。」
まるで恋愛マスターのような口ぶりである
私「た、楽しむというか…ただただ恥ずかしいよ…!」
ビ「仲間内の恋愛だからけっこう抑えた方よ。男女共に友情を壊したくないから、奥手になるわけね。」
あたふたする私にはお構いなしに、ビスケは勝手に解説を始める
ビ「身近な存在だからこそ、あと一歩が踏み出せない。普段の距離が近ければ恋のチャンスは他人よりあるかもしれないけれど、そこにメリットとデメリットの両方があるわ。気を付けなさいね。」
ビ「ちょっとちょっと、こんなのまだ序盤よ?」
私「序盤!?これ、まだ続くの‥!?」
ビ「当たり前じゃない!こんなんで満足できるのは恋愛初心者中の初心者。ウブ中のウブ。」
私「私はもう十分なのだけど‥。」
ビ「だめよA。まだまだ恋愛のスタートライン。もっと勉強してもらわなくちゃあね。」
バンっ!と勢いよくテーブルを叩いて身を乗り出すビスケ
ビ「ここからは大人の恋愛よ!」
story 5 ヒソカ“温泉”→←story 4 レオリオ“先生”
42人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みずみかみ(プロフ) - ユーリンチーさん» 長編に引き続き、コメントありがとうございます。とても嬉しいです。更新頑張ります。 (2020年2月6日 17時) (レス) id: f97e0391ba (このIDを非表示/違反報告)
ユーリンチー - とっても面白いです!更新待ってます! (2020年2月5日 19時) (レス) id: 2fb14d05c2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:みずみかみ | 作成日時:2020年1月30日 19時