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岸side
ゆっくり重い瞼を開くと、カーテンの隙間から光が差し込んで、外からチュンチュンと鳥のさえずりが聞こえる。
朝だという事を認識すると、だんだんと目が冴えてきて
ふと、俺の腕の中にある温もりを感じた。
Aの髪を顔が見えるようにそっと後ろへ流す。
自分で抱き締めときながら、苦しくなかったかな、なんて不安になるけど
規則的な寝息で、気持ちよさそうに眠るAを見て、キュンと胸が鳴った。
目覚まし時計を確認すると、まだ7時になる前。
もう一眠りつこうと、Aの背中に手を回すと
もこもこの服がひんやりとしていて、布団をちゃんとかぶっていないことに気付いた。
寝てるときに俺が布団を奪っちゃったんだ、と
寒そうなAに心の中でごめん、と謝る。
羽毛布団と一緒にかぶっていた毛布もいつの間にか下の方に追いやられていて
それを直そうと、一度布団を全部剥ぎ取った。
足元にある毛布を手に取ろうと、下へ移動すると
目に映ったのはAの細く白い脚。
膝下まであったワンピースの服は、寝てる間にズルズルと上がっていったのか
Aの綺麗な太腿の付け根のギリギリまで露わにしていて思わず唾を飲んだ。
本当は、昨日の夜も平気で寝れるわけなんてなくて
頑張って抑え込んだ俺の欲が、再び沸き上がる。
その透き通った白い脚に触れてしまいたい、と思う。
そのとき、モソッと動いた体に
はっとして、勢いよくAに布団被せて、枕に顔を埋めた。
何考えてんだ、俺。
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hinata(プロフ) - すかいさん» お読みいただきありがとうございます！岸くんのお世話係ですのほうでもコメントくださって、とても感激しております…！ 更新は停滞しておりますが、他作品でも機会があればよろしくお願いいたします！ (2020年3月14日 11時) (
レス) id: ef05115d0f (このIDを非表示/違反報告)
すかい - コメント失礼します！とても素敵な作品で、読んでいた幸せな気持ちになりました。ありがとうございました^ - ^ (2020年3月14日 2時) (レス) id: c9cd880fe4 (このIDを非表示/違反報告)
hinata(プロフ) - ぷーちゃんさん» はじめまして！うわぁありがとうございますっ！！読んでいただいてる人が情景を浮かべられるように書くのを心がけていたので、そう言っていただけると嬉しいです(T^T)最後までありがとうございました！！ (2019年8月25日 2時) (レス) id: 3e3d9afca9 (このIDを非表示/違反報告)
ぷーちゃん(プロフ) - 初めまして、岸くんも廉くんもかっこよすぎて平野担なのに恋しそうでした‥笑 とても読みやすく背景が想像出来るような内容でとても楽しかったです！！ (2019年8月21日 18時) (レス) id: f5805a4cc2 (このIDを非表示/違反報告)
hinata(プロフ) - ゆかさん» ありがとうございます(T^T) 私の作品が好きだと言っていただけることが何より嬉しいです！！新作ができた時には、またぜひよろしくお願いします！！ (2019年8月11日 0時) (レス) id: e06037eac2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：hinata
| 作成日時：2019年4月22日 17時
