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優太くんの後に続いて、お邪魔します、と呟きながら２回目の優太くん家へと足を踏み入れる。
慣れない景色にドキドキしながらも、リビングへ行く優太くんについていくと
「スウェットかなんか着る？それじゃリラックスできないっしょ？」
と、私の着る服を指差す。
パンツスーツだと確かに苦しいけど、優太くんの服着るほうがリラックスできなさそう、なんて思っていると
私の返事を待つことなく、どこかへ消えていく優太くんはすぐに手にスウェットを持って戻ってきた。
「はい、これ。脱衣所でも使って？」
『あ、ありがとう』
渡された服を握りしめながら、見覚えのある廊下をたどって脱衣所へと向かう。
スウェットに袖を通すと、優太くんの使っている柔軟剤の香りなのか、私のとは違う匂いがフワッと広がって、ドキドキと胸が鳴った。
服、借りたのも初めてじゃないし…
なんて自分に言い聞かせながら、リビングに戻ると
優太くんは買ってきた食材を冷蔵庫に閉まっていた。
『優太くんありがとう、代わるよ。あ、ご飯もう作っちゃおうか？』
「おっ、うん、そうだね！じゃあ頼んでもいい？」
料理に自信なんてなくて、任せて、とは言えないから、うん、とひとこと返すと笑顔で出ていった。
よし、と小さく声に出して、取りかかる。
メインはクリームパスタにして
あとはおかずを何品か作ろうと思って買って来た食材たち。
食中毒にさせちゃいけない！なんて思って、手を入念に洗ってからついでに野菜も洗う。
見た目も味も重要だから、いつもより慎重に集中して料理を始めていると
『わっ！びっ、くりしたぁ…』
いつの間にか私の隣に立っていた優太くんに驚いて、危うく包丁で手を切りそうになってしまった。
「ごめんごめん、真剣な顔でタマネギ切ってんだもん笑。見惚れちゃって」
『それ、見惚れるようなことじゃないから』
「そう？あ、俺もなんか手伝える？」
『休んでていいよ？今日は私が振る舞うんだから。って言っても簡単なものだけど』
「ん、わかった！待ってる！」
子犬みたいに目をキラキラさせて頷く優太くんにまたキュンと高鳴る鼓動。
料理に集中しなきゃ、と作る手を進めるけど
なぜか優太くんが私の視界から出ていかない。
『優太くん、そんな見られてたら作りづらい…』
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hinata(プロフ) - Ｓさん» いつもありがとうございます！続編でも可愛い岸くん目指して頑張りますので、よろしくお願いします！！ (2019年4月23日 0時) (
レス) id: e9f610ebf6 (このIDを非表示/違反報告)
hinata(プロフ) - まいやんさん» ありがとうございます！うわ〜そんなこと言っていただけるなんて！！感無量です(T-T)続編でもよろしくお願いします！ (2019年4月23日 0時) (レス) id: e9f610ebf6 (このIDを非表示/違反報告)
hinata(プロフ) - みきさん» ありがとうございます！！続編希望嬉しい！今後もよろしくお願いします！ (2019年4月23日 0時) (レス) id: e9f610ebf6 (このIDを非表示/違反報告)
hinata(プロフ) - えりさん» ありがとうございます！読み返していただけていたなんて、それは本当に嬉しすぎます！！続編でもよろしくお願いします！ (2019年4月23日 0時) (レス) id: e9f610ebf6 (このIDを非表示/違反報告)
hinata(プロフ) - みんみんさん» ありがとうございます！続編でもキュンキュンしていただけるよう岸くんに頑張ってもらいます！！笑 (2019年4月23日 0時) (レス) id: e9f610ebf6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：hinata
| 作成日時：2019年4月11日 11時
