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「仲良いんだね、廉くんと」
『職場、一緒だもん…』
「あんな密着しちゃってさ。廉くん送るときだって…抱き合うレベルだよ、あれは」
『あれはっ、介抱してただけだし…』
「酔っ払ってたってなんだって、好きな子とあんなに触れてたら男なんてみんなヤラシーこと考えるんだよ」
なんだろう、この浮気がバレたみたいな空気
なんて思うけど、焦る気持ちは変わらない。
おまけに優太くんの言葉ひとつひとつに心臓が跳びはねるから
いつもより冷たい優太くんも、かっこいいとさえ思ってしまう。
『……でも廉くん、ちゃんとタクシーで帰ってったし…、前に私が酔ってたときも優太くんと何もなかった…』
「それは……うん、まじで頑張ったから。……でも廉くんがどう思ってるかはわかんないよ？」
『きっと覚えてないよ、潰れてたもん』
「そんなのわかんないじゃん。ハグしたときのAのからだ、やわらけぇな〜とか、抱き心地最高〜とか、一緒に寝たいな〜とか、キスしたいな〜とか、思うかもじゃん」
人生で言われることある？みたいな言動が混ざってて、すでに真っ赤の顔から火が噴くんじゃないかってくらい。
『……それは、……誰の気持ち？』
「………俺、です」
ごめん、って小さく呟くから、ふふっと笑ってしまうと、笑うとこ？なんて返される。
「怒るとこだよ、もう。付き合ってもないのに気持ち悪いこと想像しないで！って」
『…だって、思わないもん』
思わないのに怒るのは無理だよな。
というか、こういうことを言われて、気持ち悪いとか思わないのは優太くんだからだろうか。
優太くんが立ち止まって、私もそれに倣う。
じっと目を見つめられたかと思えば
「それって、キスしていいってこと？」
と、口から心臓が飛び出るんじゃないかってくらい
びっくりするようなことを言われた。
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hinata(プロフ) - Ｓさん» いつもありがとうございます！続編でも可愛い岸くん目指して頑張りますので、よろしくお願いします！！ (2019年4月23日 0時) (
レス) id: e9f610ebf6 (このIDを非表示/違反報告)
hinata(プロフ) - まいやんさん» ありがとうございます！うわ〜そんなこと言っていただけるなんて！！感無量です(T-T)続編でもよろしくお願いします！ (2019年4月23日 0時) (レス) id: e9f610ebf6 (このIDを非表示/違反報告)
hinata(プロフ) - みきさん» ありがとうございます！！続編希望嬉しい！今後もよろしくお願いします！ (2019年4月23日 0時) (レス) id: e9f610ebf6 (このIDを非表示/違反報告)
hinata(プロフ) - えりさん» ありがとうございます！読み返していただけていたなんて、それは本当に嬉しすぎます！！続編でもよろしくお願いします！ (2019年4月23日 0時) (レス) id: e9f610ebf6 (このIDを非表示/違反報告)
hinata(プロフ) - みんみんさん» ありがとうございます！続編でもキュンキュンしていただけるよう岸くんに頑張ってもらいます！！笑 (2019年4月23日 0時) (レス) id: e9f610ebf6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：hinata
| 作成日時：2019年4月11日 11時
