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「何組〜？」
『ん〜、３組だったかな』
優太くんはすぐに私を見つけて、可愛いとか、綺麗とか、変わんないとか、恥ずかしいことばかりを口にする。
個人写真は、みんなで撮っているのより、見られるのはかなり恥ずかしいから、すぐさま次のページへと移動させた。
「お〜文化祭！え、なに、メイド喫茶？」
『うん、ド定番でしょ』
文化祭と右上に書かれたページには、私たちのクラスがやったメイド喫茶の写真が載せられていた。
女子も男子もみんなメイド服を着て、楽しかったな〜と当時を思い出す。
「あ、」
『何？』
「これ、このAガチで可愛い！けど、」
これ、と指差されたのは、メイド服を着てカメラに向かって肩を組んで友達とピースする私。
けど、と言葉を詰まらせて、人差し指を移動させたのは、私の隣にいる友達だった。
「何これ！なんで肩組んでんの！誰！」
『と、友達だよ』
その友達は、メイド服を着た男の子で
文化祭のノリで撮っていた、あまり覚えのない写真だったけど、隣の優太くんは思いっきり顔をしかめている。
「なんかちょっとグサッてくるね…。そうだよなぁ、高校なら、こういうこともあるもんな〜。絶対こいつAのこと好きじゃん！」
『そんな感じじゃなかったよ、ほんとにただの友達だもん』
さっきまで私が思っていたことを、同じように口にする優太くん。
優太くんも妬いてくれてるのかななんて、少し嬉しくなった。
「ほら！他の写真もっ、Aに男ばっか寄ってきてない！？」
他のページをめくっては、ぶつぶつ言っている優太くんに
自然と口元は緩んじゃうから、バレないようにグッと口を固定する。
「こんな簡単に触られちゃダメだかんね？？まじで嫉妬する」
『でも優太くんも女の子と腕組んでた写真ばっかりだったもん。私だって嫉妬…、』
嫉妬した
言いかけた言葉をグッと堪えたけど
優太くんを見ると、目はパチパチと驚いたように大きく開かれていたから、やっぱりわかっちゃったんだと思った。
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hinata(プロフ) - Ｓさん» いつもありがとうございます！続編でも可愛い岸くん目指して頑張りますので、よろしくお願いします！！ (2019年4月23日 0時) (
レス) id: e9f610ebf6 (このIDを非表示/違反報告)
hinata(プロフ) - まいやんさん» ありがとうございます！うわ〜そんなこと言っていただけるなんて！！感無量です(T-T)続編でもよろしくお願いします！ (2019年4月23日 0時) (レス) id: e9f610ebf6 (このIDを非表示/違反報告)
hinata(プロフ) - みきさん» ありがとうございます！！続編希望嬉しい！今後もよろしくお願いします！ (2019年4月23日 0時) (レス) id: e9f610ebf6 (このIDを非表示/違反報告)
hinata(プロフ) - えりさん» ありがとうございます！読み返していただけていたなんて、それは本当に嬉しすぎます！！続編でもよろしくお願いします！ (2019年4月23日 0時) (レス) id: e9f610ebf6 (このIDを非表示/違反報告)
hinata(プロフ) - みんみんさん» ありがとうございます！続編でもキュンキュンしていただけるよう岸くんに頑張ってもらいます！！笑 (2019年4月23日 0時) (レス) id: e9f610ebf6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：hinata
| 作成日時：2019年4月11日 11時
