【まふまふ】タイムリミットまで【歌い手】

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「るす」


振り向くと、ふわりと笑う幼馴染。


「雨〜おそよう」


「うん。おそよう」



眠たげにふわふわと返してくる幼馴染に、相変わらずやなぁと思いつつ挨拶を返す。



「おいお前ら勝手にモノクロワールド作るなよ〜」



モノクロ。


luzと私の幼馴染ユニット。


衣装は大体luzが黒メイン、私が白メイン。


ちょこちょこお互い同じ色が入ってたり、私のに黒が入ってたりするけど。



「あ！！！今回のライブ！！白と黒の服のリスナーさんで埋めつくしまっす！！」


「？ようわからんけど、しまっす」



「いや無理やろ」

「うちの子がいるから！」

「無理無理！」



上から、まーしぃ、うらたん、天月。



「ひどくない皆して！？無理だけどさぁ！！みんなきっとどこかしらに白か黒があるはずだあああああ」



黒髪の女の子とか差し色に白入れてきたとか……いや、流石に無理矢理か。



そこでハッ、と思い出したようにさかたんが

「白ってまふくんも白やからずるいし！！」

と真冬に指を指す。



「あっっ」





「おい彼氏忘れてやんなや」


「え！？忘れられてたの僕！？！」



ごめんなちゃい！！悪気ないの！！！

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