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「まあ要はそういうことだ」
「え?どういうこと?」
「推しは紫耀だから他の人には惚れませんってことだ」
「………………っえ!なんで?!」
「いやおっそ!反応おっそ!なんでそんな鈍感でアホなの?」
「いやいや、まってよ、だってさ?そんなことある?」
「いやあるだろどう考えても。んでもって連絡も取り合って?ばったり会ったんだろ?運命じゃん。推しがいるので惚れません?そんなの一択だろ」
「一択、とは?」
「だからAちゃんの推しは紫耀だってこと」
「………えー、、、まじ、?、やば、、」
追いつかない、追いつかない、追いつかない。
思考回路をフル回転。
健ちゃんってほんと自信をつけさせてくれる天才だよな、ありがとう。
「もう言っちゃえよ、好きって」
「え、なんで知ってんの?!」
「分かりやすすぎだわバカ!笑」
「まじ?!え、バレてる?」
「いやあの子も変なとこ鈍感だから気づいてないかもなぁ、もっとアピールしないと」
「アピール、、え、どうしよ、何したらいい?」
「そのままの紫耀でいいんだよ」
そのままの俺ってなに。超難題じゃん。
おれ、好きな人できたらこうなっちゃうんだね、自分でもびっくり。
あぁ、早く会いてえなぁ。
言いたい。早く会って言いたい。
大好きだって。
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作者名:詠夢 | 作成日時:2023年7月2日 20時