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数日後、私はとあるライブハウスの近くに来ていた。


気が向いたら行こう、気が向いたら行こうと思っている時にはもう9割型ライブに来る気だったんだろう。


安田先輩に言ってチケットの取り置きはしてある。
久々に来るライブハウス___


会場の外はたくさんの女の子で溢れていた。



***


受付を済ませ、ドリンクチケットとチケットの半券を貰ってライブハウスに入る。

このライブハウスのキャパは2〜300。もう既に1階フロアの前の方は女の子たちでいっぱい。

私は、まだほとんど人がいない2階エリアから見ることにしよう。
零したら嫌なのでドリンクチケットでペットボトルのお茶に変えて2階フロアへと足を運ぶ。


続々と1階フロアが埋まる。
今日、先輩たちが対バンするバンドも男性バンドで地元では割と人気があるらしい。
そして勿論、先輩たちのバンドはとてつもなく女子人気が高い。それは大学のサークルの頃からだ。



元々そこまで明るくない会場がより暗転して、SEが流れる。

大倉先輩が一番最初にステージに登壇し、一礼するとキャー!という歓声が湧く。


大倉先輩はあまり表情を変えないままで自身のポジションへつく。
その後続々とメンバーが、最後に安田先輩が登壇し、ゆくゆくSEが消えていく。



全員の準備が整い、それぞれに目配せをする。



私は、ココ最近1番の高揚感で、とてもワクワクしていた。

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理奈(プロフ) - 面白いです!更新楽しみにしています! (2021年2月16日 21時) (レス) id: 566faedc91 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:な(仮)チャン | 作成日時:2021年2月16日 21時

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