金田一少年の事件簿N(neo) #１ (ページ15)

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銀幕の殺人鬼ページ15

Aside

～射影室～

(スクリーン)「ハァ…ハァ…ハァ…」

(スクリーン)「うっ」

(スクリーン)「ハァ…ハァ…ハァ…」

(スクリーン)「ハァ…ハァ…ハァ…」

(スクリーン)「うっ！うぅ…う～！」

(スクリーン)「ハァ…ハァ…ハァ…」

(スクリーン)「うっ…あっ…」

スクリーンには高校生が作ったとは思えないほどの高レベルな作品が映し出されている。

なんて言ったらいいかと言ったら、

迫力が凄い。プロみたいな感じ。

そして次にスクリーンに映ったのは、

『罪深キ者ニハ
死ノ天バツガ下ル

呪ワレルガイイ
殺人鬼スコーピオンノ名ノモトニ』

美「すごい」

A「本当に…
こんなにすごいシーンが撮れるなんて」

蔵「この映画はアクションが高く評価されてね
極み付きのシーンがこれだ」

スクリーンに目を移すと、

(スクリーン)「待て～い！」

(スクリーン)「諦めろ」

(屋上の間を飛び越える)

(スクリーン)「えっ？」

真田先輩が屋上を飛び越えるシーンだった。

門「ここまで臨場感のあるシーンが撮れたのは
真田がスタントなしで飛んでくれたから
さ」

竜「スタントなしで！？」

スタントなしってそんなに凄い事なんだ。

まあ、あの距離を生身の人間が飛ぶんだから凄いか ←

真田「まぁな」

蔵「もう、いいだろ。撮影再開するぞ」

門「さあ皆、撮影だ、撮影するぞ」

竜「先輩？」

一「いや、今の映画、なんか引っかかるんだよ
な」

A「あぁ！途中で屋上跳ぶとこ！」

一「そうそこ！」

真壁「すっげぇ飛んでたよな！」

竜「でもそこがなんで？」

話していたら蔵沢先輩が話かけてきた。

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