秘密の恋は秘密のままで (ページ25)

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＊25. ページ25

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「ふわぁ～」

雅「大丈夫？寝不足？」

「大丈夫です。昨夜ちょっと色々あって、寝られなくて」

雅「なになに。なんかあったら言ってよ」

「ありがとうございます。でも大丈夫です」

雅「あ、コーヒー淹れようか」

・

コーヒーどうぞーとタイミングよく出てきた

由依さんが大野編集長に出すからとみんなの分も作ってくれていたのだ

雅「ありがと。いつもごめんね」

由依「気にしないで下さい。あの人、あたしのじゃないと飲まないから作ってるだけなんで」

雅「でも大変だよねー。プライベートでも仕事でも彼氏を支えてるって」

由依「支えてないけど。仕事では編集長としての役割を果たして欲しいだけ。プライベートはお互い干渉してない。ただ、一緒にいるだけで幸せなの」

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そういう考えもあるのか…

と納得していたら、変な笑い声が聞こえてきた

智「ふふっ、」

由依「何笑ってんのよ」

智「いや、かっこいいなーって…ふふっ」

由依「ばか//…笑ってないで仕事して下さい」

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信「…なんや、お前らそういう関係やったんか」

翔「俺も初耳。どっちから告白したんですか？」

由依「そんなの忘れたわよ」

智「由依だよ。俺の寝顔見て惚れたんだって」