秘密の恋は秘密のままで (ページ22)

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＊22. ページ22

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あたしも簡単に言えるような恋してるし

由依さんの恋とはまったく違う別物だけど

そして、仕事終わりにあたしは買い物へ

翔くんに鍵を渡しておき、先に家に行ってて欲しいと伝えた

買い物をし終え、アパートに帰って来ると

何故かあたしの部屋の前に紫耀がいた

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「ちょっと何してんの」

紫耀「あ、誰かいそうなのに開けてくんない」

「…今日は帰って。っていうか、もう来るな」

紫耀「何でよ。義理とはいえ弟だよ？姉の家に出入りしたって問題ないでしょ」

ガチャ

翔「近所迷惑になるから入れ」

紫耀「櫻井さん！？」

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何で翔くんが泊まる初日に来るかなぁ

ホント、こいつタイミング悪いよね

結局、3人分の生姜焼きを作るハメに…

肉、多めに買ってきて正解

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「どうぞ」

「「うまそー！」」

ハモったよ

2人とも漢字は違うけど同じしょうだけどね

「とにかく、紫耀は食べたら帰って」

紫耀「何でそう帰らせたがるの？俺からの告白受けてくれたからキスしてくれたんでしょ？」

翔「んぐっ」

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こいつ、頭おかしい

空気読めない天然かつ顔だけイケメンなこいつ、ぜーったい頭おかしい

「義理だけど、あくまで弟。そんなの流れよ」