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017 ページ17
廉side
.
急にマネージャーに呼ばれて正門まで足を進めれば
門にもたれかかって
長くて細い足をぶらぶらさせてるA 。
自分のせいで会えてないくせに会えるってゆう事実が嬉しくて駆け寄ろうとした時聞こえた 。
《 あの人めっちゃ美人ちゃうかった？ 》
《 彼氏おるてあんな可愛い子 》
… だから来てほしくなかってん 。
他の男に見せるのも 、 触らせるのも全部嫌やねん 。
「 A！ 」
「 れん … 」
俺を見て一気に笑顔を浮かべるAが可愛くて
さっきの嫌悪感なんて消えたけど
「 なにしてんの 、 なんかあった？ 」
なんて強く当たってしまう始末 。
自分のこういうところほんまに嫌い 。
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