秘密の''契約"結婚２【NK/BD記念】 (ページ14)

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43.N-side ページ14

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○「○○、差出人の告発文送ったの○○でしょ」

「…ふふっ、それAにも言われた。そうだよ、俺だよ。悪いことしたのは俺だけじゃない。のこのこ付いてきて、すぐに去っていった女たち」

○「…何があったの？前の女たちと」

「前の女たちは俺の存在を知って、飛びついて、俺の性格も知ってるはずなのに、構って欲しい構って欲しいっていう女ばっかだった」

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○「え、でも、契約結婚してたんでしょ？」

「してたよ。お互い干渉しないルールも最初に言ってあった。でも、Aと出会う前の女たちはそんなルール破りたい放題。めっちゃ干渉してくる」

○「…辻本棗もそうだったのか？」

「もちろん。我慢の限界だったよ…でも、俺は干渉しなかった。何も言わなかった。言えなかった。それに呆れた女たちは1年も経たないうちに消えた」

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○「それで今回、その中の1人の辻本棗が○○の契約結婚を公に公表することになったのか」

「だから、○○さんが連れてきたAは今までと違うんだ。逆に俺がAのことを干渉しようとしてる。それって、おかしいよね…」

○「○○…何泣いてんだよ」

「俺しばらく忙しいから、たまにはAに会ってやって。俺からのお願い」