アメリカーノは甘くして (ページ15)

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ふれるページ15

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休みなのにいつものクセで早く目が覚めてしまった

今日は天気いいんだなあって、カーテンから漏れる光でわかる

そして
目の前にはとても綺麗な顔

「……ヒョンジナ？」

よし。寝てる。

ここぞとばかりに作品のように綺麗なお顔を観察する

お肌のキメが細かい。モチモチ。

切れ長な目。閉じてても魅力的。

鼻筋が通ってて、高い鼻。この鼻で滑り台したい。

唇……ふっくらした下唇………いい。

気づいたら指が伸びてた

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「…………………ふっ」

「？！」

「…ねえヌナ………

………朝から誘ってるの？」

眩しそうに片目だけ瞑ったジニに手を掴まれる

その表情がとてつもなく艶っぽく見えた

「ちがっ……………起こしてごめんね」

「…実はずっと起きてたよ

ヌナ何するのか気になって寝たフリしてた」

「ちゅうしてくれるかと思って待ってたのにな」

なんて

少し熱を持ったジニの目と

気づいたら天井が見える

わたしがジニに触れていたように

わたしの顔のパーツをなぞる

今日はお休みだから

またふたりでベッドに沈んでもいいかな

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