気持ち ページ13
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ヌナは僕の仕事を誰よりも理解してくれていて、人一倍気にかけてくれる。
それがすごく嬉しいことでもあるし、助かっている部分でもある。
だけど、ほんとはヌナだって周りの友達と同じように人並みにデートしたり、人並みに恋人同士が楽しむようなイベントを過ごしたいのではないか……
とふと思うことがある。
ヌナが静かにインスタを見ている時、チラッと見えたのはヌナの友達のものと思われる結婚の報告とか出産の報告。
ヌナがひとりで何かを抱え込んでないか心配になるよ。
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「ヌナ?」
「ん?」
「今度、旅行行かない?
普通の旅行とは少し違っちゃうかもしれないけどさ……」
「………?
大丈夫なの………?」
ほら、こうやって心配してくれる
「旅行とは言っても外を練り歩く!とかはできないんだけどさ、、室内に温泉とか付いてるちょっといい宿でも取ってリフレッシュしたいな〜って!どう!ヌナ!!」
「ふふっ…いいねえ
行っちゃおっか…」
わかりやすく頬が緩むヌナが可愛くて愛しくて仕方ない
ヌナは不安がってる素振りなんて見せないけど、勝手に深読みしちゃうんだよ、ヌナは幸せかなって
ヌナのこと好きすぎてさ
だからさ、これからもこんな僕だけど好きでいてね
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今日のあなたのラッキースキズは
おはようお寝坊さんなお寝坊さんご本人ヒョンジン
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作者名:wafu子 | 作成日時:2023年4月5日 22時