お兄さん_htrn ページ19
｢お兄さん、明日の任務についてですが｣
｢お茶でも入れましょうか、お兄さん｣
｢お兄さん、漢字が分かりません｣
お兄さん、ひとらんらんは、その言葉にうんざりしていた
頼れるお兄さん的存在、と彼女の中で決定づけられているかららしい
勿論、頼ってもらえるのは嬉しい
だが、好意を持っている人からそう言われると、何処か落ち込むものがある
異性として見てもらえていないのか、脈なしなのか、と
｢もう、これからはお兄さん禁止ね｣
バッテンマスクの上から、更にバッテンをつくりながら、
呂律の回っていない口調で言う
机の上に置かれているのは、3缶の酒
｢...どうかしました？酔ってるんですか？｣
かくいう彼女は、目をぱちくりさせながら問う
何か気に触ることでも...いやしかしそんな覚えは全く
｢酔ってねーよ、こんなんで酔うか｣
不満を口にしながら、目の前の彼女の口元に触れる
お互い非番で、予定もとくにない
この機会を逃せば、しばらくは予定を合わせることができない
その間、またお兄さんと呼ばれることが我慢ならなかった
彼女が顔を伏せながら優しく振り払う
それが何となく面白くなくて、両手で顔を持ち上げる
｢...なんですか｣
赤く染まった頬に、少なからず驚いた
これはーー脈アリか？と
｢やめてください、お兄さん｣
縋るような視線
内心彼女も焦っていた
自分の気持ちは見透かされていないか、きっとこれは、そう、
何かの間違い
｢駄目だよA、今はそれ、逆効果｣
にっこり、優しく微笑んだ
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ちぃ汰。(プロフ) - 哀さん» こちら側へようこそﾋﾟﾎｯ(効果音) 全然大丈夫ですよ！ フォロバしたいのでリプライくださると嬉しいです！ (2017年2月20日 22時) (
レス) id: fa38c1b869 (このIDを非表示/違反報告)
哀(プロフ) - ちぃ汰。さん» 憧れだなんてめちゃめちゃ嬉しいです(宇宙船に吸い込まれる音) フォローしても大丈夫ですかね...？ (2017年2月20日 21時) (レス) id: 80ff6831b5 (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ汰。(プロフ) - 哀さん» 私も憧れの方に憧れとか言われてもうピポ化してます やってますやってます！ (2017年2月20日 17時) (レス) id: fa38c1b869 (このIDを非表示/違反報告)
哀(プロフ) - ちぃ汰。さん» あこがれのお方にリクエスト頂けてめっちゃﾋｭｯってなってますマジです ちぃ汰さんって青い鳥やってます？ (2017年2月20日 8時) (レス) id: 80ff6831b5 (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ汰。(プロフ) - 哀さん» ま、マジすか(震え声) ホントに語りあいたいものです(眼孔ガン開き) (2017年2月19日 21時) (レス) id: fa38c1b869 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：哀 | 作成日時：2016年11月28日 7時
