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雪乃side
新しい部屋のソファーにダイブした。
ボスン、と音を立てて沈む私の体。
ふうー、と長いため息が出てしまった。
ウィス「雪乃ちゃん、ため息をつくと、幸せが逃げてしまいますよ」
雪乃「だって疲れたんだもん。六年間しかいないのに、こんな大きい家…。
部屋もこんなに豪華だし…。
玄関からリビングまで5分もかかるなんて、日本にいた時と同じね…」
ジバ「でも防音の部屋があるニャンよ?
そこなら、雪乃ちゃんの大好きなフルート吹き放題ニャン!」
雪乃「まあ、それは嬉しかったけどね。
……それより」
いきなり曇った声に、二人(?)共こっちを向いた。
、
、
雪乃「……新しい友達。出来るかなあ…」
ウィス「大丈夫でウィス!こーんな素敵なレディと友達になりたくないなんて人の方が珍しいでウィス!」
ジバ「そうニャン!」
雪乃「ありがと。
それに、いざってときには友達妖怪もいるしね!」
ウィス「ギクッ!」
雪乃「?ウィスパー、どうしたの?」
急に汗をかき始めたウィスパー。
ウィス「な、何でもございあせん!!
せ、せっかくのUSAですし、お散歩なんてどうです?」
雪乃「う、うん…そうしようかな?
じゃあ、行こっか」
ウィス「お二人でどうぞ。
私は少し用事がありますので…」
雪乃「もう、つれないんだから。
わかった、行ってくるね」
帽子を取って、部屋を出た。
───────
───
雪乃「それにしても、何かウィスパー変じゃなかった?」
ジバ「う〜ん…確かにちょっと怪しかったニャンね…。
まっ、どーせ大したことないニャン!」
雪乃「そうだよね。
私達に黙って勝手に大事な物を交換しちゃうなんて、無いよね!」←
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舞姫桜(プロフ) - あっ…この小説…文章構成が好きです…表現とかが一つ一つ素敵で…陰ながら更新応援しています… (2017年12月4日 3時) (レス) id: 3e78b5ba4f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:無彩色乙女 | 作成日時:2017年8月9日 11時