SNS×BH① (ページ49)

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もぅやだ。もぅいい。もぅ無理、本当無理！一緒の空間に居るのムリ！！！

バタっと大きく音を立て席を立ち、個室から出ようとした

「待って！」すかさず手を掴まれる

振り払おうとしても、握られる力が強くて振り切れず、ベッキョンの手がテーブルに当たり鈍い音がする

わっ…どうしよ、、、

でも、ベッキョンは私の手を掴んだままで。

「ちょ、どこ行く気？まだ話終わってないから」

「…手…だいじょぶ？」

「ん、だいじょぶ。それより、今はヌナの気持ちが知りたい。俺の思ってたのと違うの？違うならどう思ってるのか知りたい。」

「ど、どうって…」

「ヌナは俺に興味ないって思ったから、色々諦めてたんだけど。もしそれが違うなら、諦めずに…ヌナに好きになってもらえるように努力する！」

「……。」

努力なんて…そんなの必要ない

だってだって私もす、す、す……

ど、どうしよ…"好き"って言葉が恥ずかしくて言えない！！

自分の口から好きって言葉を発しようとするとドキドキして震えちゃう

どうしよう！ってベッキョンの顔を見たらバチっと目が合って「ん？」って首を傾げた

ゔ……可愛いすぎ。

「ヌナ？何か…顔赤いけど…？」

「っ！！！」

「逸らさないでこっち見て。聞くよ？ヌナ…俺のこと好きなの？」

「っゴホッゴホッ…」

突然、好きかって聞かれ。胸がギュギューって締め付けられて、苦しすぎて咳きが出た

ベッキョンは急にニヤニヤし始めて、掴んでた私の手をキュッと引いて抱きしめてきた

背中をさすりながら「だいじょぶ～？」って、何となくわざとらしい言い方をする

抱きしめられたら、胸が押し潰されそうな感覚におそわれて。どうしていいのかわからず、カチコチに固まってしまった

抱きしめられる腕に力が加わり、さらにぎゅーってされて「俺のこと好き？好きなら頷いて？」って、優しく言われた

このベクの優しいトーンだいすき。

言われるがまま、コクンと頷いた

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