SNS×BH① (ページ37)

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私の重たい空気を察したのはテミンくんだった

「あー何かすいません、A先輩こう見えてかなり人見知りなんです。しかも男は苦手でー…」

「男が苦手？じゃあこの状況はAヌナにとって、最悪ってこと？」

「まーそうっすね、早い話はそんな感じで、ずっと話せないだと思います」

「ヌナ？そうなの？」

急にベクが、チワワみたいに目をウルウルさせて優しいトーンで聞いてきた

テーブルに顔つけて、下から視線を合わせてきた…

ちょっと…何それ、ズルいやり方。

思わずベッキョンの言葉に頷いた

「わ！頷いた！！！」

「そんくらいはさっきからしてんじゃん？ね？」

「…/////」

「あーダメっす、チャニョルさん！A先輩、チャニョルさんの事はめーっちゃ好きな…」

「い、言わなくていい！！！！！」

あーしまった…うっかり大きな声が…。

チャニョルが「ね？」って言いながらこっち向いたから思わず視線上げた

そしたら目が合って恥ずかしくて、胸がキュンキュンしてたまらない♡

なのにテミンくん、お節介だから余計なひと言！

だけどチャニョルは「目の前でそんな風に言われたら、お互い恥ずかしいよね」って。

目の前で大好きは人が照れながらはははって笑ってる

だからつられて笑ったら「笑ってた方がずっといいね」ってまた笑う

あー本当にすき。
チャニョルは何で全部が全部、素敵なんだろう？こんな人、やっぱり彼しかいないと思う

チャニョルに心奪われて、ちょっとだけボーっとしてたとき

ベッキョンがプイッとそっぽ向いた様な気がしてチラ見したら

テーブルに伏せ寝して、反対側を見ていた

さっきのさっきまで、ずっとガン見されてたんだけど…急にどうしたのかな？

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