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あと15分で定時。
どうせウヒョンは残業だけど
私は定時で帰りますから！！！
さっきの話が耳に残って
イライラして仕方がない
やる事いっぱいだけど
今日はもうやりたくない！
PCを打つ音がカチカチ大きくなる
ドンっ！
痛っ…
カンイン : すんげー怖い顔してんぞ。
A : …お疲れ様です
いきなりカンイン先輩がやってきて
椅子をスライドしながらぶつかってきた
ただでさえイラついてるのに
子供じみた事、しないでほしい
何か言いたげな先輩を無視して仕事を続ける
無言で私を見つめてくるから
さらに頭に血が上る
A : 今日は頼まれごとはやりませんから。
カンイン : お！鋭い〜ちょっと下のエントランスに一緒に来てほしいんだけどさ？
A : やだ
カンイン : は？やだじゃないんだって(笑)
A : じゃあ、無理。今日はどうしても定時で帰りたいんですー
カンイン : あー、まぁ、わかるけどさ？とりあえず来いって！
、、、な！何が分かるっつーの！！
肩を組まれた手をパチンと叩いて
「そんな時間ないんです！」って睨んだ
困った顔をするカンイン先輩
もー何よ、そんな顔して。
私が行けばいいんでしょ…
A : はぁ。はいはい、行けばいいんでしょ。行きますよ、行きますとも！
カンイン : そーこやくっちゃ♡
A : キモいから(笑)
カンイン : お、いつものAに戻ったな(笑)
A : ん。でも今日はご機嫌ななめよー(笑)
カンイン : ん？行けばすぐ直るって(笑)
はぁー？？？
この、俺は分かってますみたいな
オッパ感、やめていただきたい！！！
エレベーターの中でもキャッキャする
カンイン先輩にイライラしながら
エントランスに向かった
、
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作者名：hime | 作成日時：2016年3月3日 8時
