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ヤクルトの勝利で試合は終わった。

野球してる哲人くんはやっぱりかっこよかった。

普段は甘えたさんなのにユニフォームを着ると途端に男らしくなる。
そんなギャップにまたやられちゃうんだけどね。

普段とは言っても哲人くんと知り合ってまだ2、3日しか経ってないけど...。

知り合ってからちょっとしか経ってないのにこんなこと考えてる時点できっと私は哲人くんに...なんて思っていると声を掛けられた。

原「Aさん?!」

『え、樹理くん?』

原「試合前ぶりですね!」

『そうだね』

原「あの...」

『ん?』

原「今日これからって空いて「Aさん!」

樹理くんが何かを言ってる途中に走ってこちらに向かってくる哲人くんに名前を呼ばれた。

山「じゃ、樹理またな」

「『え?』」

私と樹理くんは見事にハモった。
私はもちろん樹理くんもいきなりのさよならの挨拶に驚きを隠せなかったみたい。

原「なんでっすか!」

山「今日、親戚のみんなで飯やから!」

あ。そういえばそうゆう設定だったっけ。
私から言ったんだもん。ちゃんと合わせなきゃ。

『ごめんね、樹理くん。帰んなきゃ。』

原「...分かりました」

山「そーゆーことやから!お疲れ!」

私の腕を掴む哲人くん。
そのまま腕を引かれたけど私は1度止まって、樹理くんの方を振り向いた。

『樹理くん!』

原「はい!」

『さっき、なんか言おうとしてなかった?』

原「あ...えっと...」

『?』

原「今度!俺とご飯行きま「あかん!」

なんて大声を出す哲人くん。
びっくりして哲人くんを見るとその顔は怒っているけどどこか哀しそうな顔をしていた。

しばらく静かな時間が流れると哲人くんは口を開いた。

山「もういい」

そう呟いた哲人くんは私の腕を離し、スタスタと車へ向かってしまった。

『ごめんね!哲人くん、機嫌悪いみたい...。また試合観に来るね。お疲れ様!』

そう告げて樹理くんの顔を見ずに哲人くんの後を追った。

哲人くんは既にエンジンのかかった車に乗り込んでいた。

乗ろうか悩んでいると目が合って哲人くんが助手席に視線を向けたので、そっと助手席のドアを開けて車に乗り込んだ。

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あーりん(プロフ) - 村上宗隆選手のお話とかって書けたりしますか、? (2021年8月14日 15時) (レス) id: 7b27afcf00 (このIDを非表示/違反報告)
まっちゃ(プロフ) - くるみさん» コメント、ありがとうございます!!そんな風に言って頂けて嬉しいです!!もし続編が出たら、そちらの方もお付き合いお願いします!! (2019年1月17日 6時) (レス) id: b13e6ae913 (このIDを非表示/違反報告)
くるみ(プロフ) - 続編お願いしたいですううううう!このお話大好きです! (2019年1月17日 0時) (レス) id: 6df7f17b01 (このIDを非表示/違反報告)
まっちゃ(プロフ) - れもんてぃさん» とても嬉しいお言葉、ありがとうございます!もし、続編が出たらぜひ最後までお付き合いください! (2019年1月16日 20時) (レス) id: 7f45b050b6 (このIDを非表示/違反報告)
れもんてぃ - とってもおもしろいです!! このお話の続きがとっっっても気になります!! (2019年1月16日 20時) (レス) id: 3fdcf7f67f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まっちゃ | 作成日時:2019年1月14日 16時

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