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緑side
・・・なんか・・・
いつにも増してツインが絡んでくる。
オレを挟んで座ってる。
ん？
この座り位置、昨日の居酒屋でもやったな。
そして頭上で会話されてた・・・って
またやん！！
今日はロスに行った時のインタビューされるんやけど
なんでしげおったんやろ？
しかも淳太と照史もおったな。
濱ちゃんは淳太と照史とここで待ち合わせしてたみたいで
2人と一緒にラジオへ向かった。
・・・しげ、もう帰ったんかな。
もう少し喋りたかったな。
明日、ホンマに会えるんかな。
オレ、ちゃんと今まで思ってた素直な気持ち
しげに話出来るんかな。
でもしげは笑顔にするって言ってくれたやん。
疑ったらアカン。
青「神ちゃん、めっちゃ百面相してんで」
桃「明日のこと？不安なん？」
いつの間にかオレの顔を2人して覗き込んでたみたい。
桃「不安になるのはわかるけど、絶対大丈夫やって！」
「あんな、オレずっとしげの事好きやってん」
青「・・・そうやな」
「一生しげに自分の気持ち話す事ないって思っててん」
やからこそ不安や。
こんな長い間しげを見ていたって言ったら引かれへんかな・・とか
オレと同じくらいしげはオレを見てくれるんかな・・とか
桃「あんな、神ちゃん」
のんちゃんが真面目な顔でオレを見る。
桃「神ちゃんと同じくらい不安なんはしげもやと思うで」
青「そうやな。少なくともオレらはちゃんと2人を見てきたから」
桃「オレらもアホやない。2人の気持ちが本物やと思ったから背中押してん」
少し目が潤んでるのんちゃん。
そうや。
特にのんちゃんは人の気持ちに敏感や。
いっぱいオレらを見て悩んでくれてたんやろうな・・・。
「ん・・・」
オレはのんちゃんをギュッとした。
「ごめん。ありがとうな」
桃「・・・もししげとケンカしたらいつでも言ってや。オレ殴りにいくから」
青「オレもちゃんとシバいたる」
「ありがと、流星、のんちゃん。」
2人のおかげで少し気持ちが落ち着いた。
青「ほら、まだ眉毛ハの字なってる」
そう言っておでこをぐりぐりする流星。
今日、2人と一緒で良かった。
傍におって助けてくれる。
・・・あ、昨日も傍に2人がおった。
もしかして、そう言うこと・・・？
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作者名：たまごん
| 作成日時：2020年7月18日 13時
