両片思い（赤緑）続.期間限定 (ページ2)

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赤side

黄「ん、いつでも頼ってな？オレら7人やったらなんとかなる」

「ありがとな」

そうお礼を言って

オレは手元にある物に目を向ける。

「きっと本当の幸せ手に入れるまで神ちゃんとぶつかる時もあると思う」

何事も綺麗ごとだけではすまない。

お互い人間やねんから感情もあるし。

「でもそんな時にこれがあれば頑張ろうって気になれると思うねん！」

橙「・・・それ使える日が来たら、必ずみんなで祝おうな」

「おん！その時はみんなでズンドコでも歌うか」

黄「なんでズンドコやねん！トンチキ過ぎるやろ」

「オレらトンチキやん！HAPPYトンチキや！」

後は明日、神ちゃんに自分の気持ちを伝えるだけや。

その時、楽屋のドアが開いた。

桃「何かうるさいと思ったらしげやん」

青「あ、ホンマや。今日会いたなかったわ」

2人で登場したイケメンツイン。

「おい、流星！なんでそんなん言うねん！泣くぞ！」

青「え？ヤキモチや」

そんなん当たり前やんみたいな顔で見られる。

え？

ヤキモチ？

「え？え？流星、神ちゃん好きなんか？」

桃「そりゃみんな好きやろ。神ちゃんやで？」

青「あーあ、これからは神ちゃんと絡んでたらしげからオープンに睨まれるんかぁ」

「オープンにってどうゆう事やねん」

桃「今まではしげ、必死にヤキモチを隠そうとしてたからチラチラ見てくるぐらいやったんや」

「は？？」

青「え？気付いてへんかったん？自分で」

そう言って笑う流星。

桃「だんだんそれが面白なってきてん」

青桃「隠せてねーって」

・・・こいつらハモリやがった・・・。

そーっと淳太と照史の方を向く。

2人ともニヤニヤとオレを見てる。

まさかみんな気付いてたん・・・？

一気に顔に熱が集まってくる。

「ちょっ！！！オレ見んな！ぼけ！あほ！」

桃「うわぁしげ、顔真っ赤やでぇー」

小瀧が顔を覗き込んでくる。