130話 ページ40
一虎side
あの日以来、俺は必要以上にAを求めなかった。
まあ、わざとだけど。
理由は、嫌われたくなかった。ただそれだけ。
好きすぎて、愛しているからこそ、誰にも取られたくなくて…。
愛情表現も、歪んでいるのは自分でもわかっていた。
ビンタ、してしまった…
首、締めてしまった…
こんなことされたら、誰でも嫌いになるよな。
だけどAは優しかった。
どんなに俺に酷いことされても側にいてくれた。
いつもどおり接してくれた。
俺は嫌われてないって思った。
良かった。A、俺、お前に嫌われたかと思うと…、
そんなこと考えたくねぇ。
久しぶりにAとゆっくり過ごしたいなと思い、Aの元へ向かうとAの姿はなかった。
一虎「どこ行ったんだ?」
少し待ってみようかな。
その時、ピコン♪とスマホの通知が鳴った。
俺の…ではない。
ふと見ると、Aのスマホの音だった。
興味本位で覗いてみた。
ディスプレイ上に表示されたのは"松野千冬"
一虎「…は?何だよこれ…なんで、千冬と連絡取ってんだ?」
俺はAが戻ってこないことを確認し、スマホを開く。
こいつのロックの開け方は知ってたんだよ。
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あいこ(プロフ) - ナナさん» うわぁぁ♡ありがとうございます!全部見てくれてるんですか!嬉しいです!ありがとうございます(,,ᴗ ᴗ,,) ⁾⁾ (2022年1月18日 0時) (レス) id: 6ee827f542 (このIDを非表示/違反報告)
ナナ - 好きです♡コメントしたのは初めてですが、あいこさんの作品全部見てるし、全部応援してます!頑張ってくださいね! (2022年1月17日 17時) (レス) @page45 id: 689f1d0164 (このIDを非表示/違反報告)
あいこ(プロフ) - ちぇりーさん» ありがとうございます!がんばります♡ (2022年1月16日 23時) (レス) id: 6ee827f542 (このIDを非表示/違反報告)
ちぇりー - 一虎に合った表現です////更新楽しみにしてます! (2022年1月6日 20時) (レス) id: 3d9fb00f97 (このIDを非表示/違反報告)
あいこ(プロフ) - Nyayanさん» コメントありがとうございますっ!更新しがいがあります♪ (2022年1月4日 20時) (レス) id: 6ee827f542 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あいこ | 作成日時:2021年11月20日 19時