白尾の奏

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付き合ったら毎日LINEだってしたいし、一緒に帰ったりもしたい。



君の声を聞いて寝落ち通話もしたいし休みの日だって一緒に出掛けたい。



でも勇気が出なくて………………




君が部活行く時に独り言のように"またね、頑張って"って言うのも聞こえてないんでしょ？




君が居るから明日が楽しみだし、学校も楽しいって思える。





やっぱり好きで…………大好きだから…………。





振り向いてほしいんだよ。




意識してほしいんだよ。




友達止まりは嫌だよ。





ほんとに愛してやまないの、貴方のこと。




A「私のヒーローになってよ…………。」




鼻血も止まり私はシャークんの方を見る。




シャークん「ヒーロー…………………………？どういう事だよ…………………………？」




A「ほんと鈍感……………………。…………かっこいいから好きなんじゃないの……！シャークんの事が好きだから……シャークんがいつもかっこよく見えるんだよ……………………。
笑った顔もクールな顔も……その低い声も、犬の前ではデレる所も全部……全部……大好きなの……！」




シャークん「………………!?
…………ちょっとまって……理解が追いつかねぇ……。」



シャークんは驚きながらも今の状況を整理した。




シャークん「…………ありがと………………お前の気持ちすげぇ嬉しい…………。まださ……好きとかって感情がいまいち分かってないんだけどさ…………俺もお前が気になってる。今の言葉聞いてすげぇドキドキした……………………。」




A「うぇ………………!?それってOKって事………………!?」




私は顔の赤さを隠すように手で覆う。




シャークん「あぁ…………。俺と付き合ってくれるか？A」



A「もちろんです！………………こちらこそ宜しくね!!」



私は勢いよくシャークんに抱きついた。




私の大好きな"ヒーロー"さん。



これから宜しくね。

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