僕たちの彼女［短編集］

初恋のあの人　#13 ページ3

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初恋は叶わないなんて、



よくある話














「…い、おい、大丈夫か？」





『は？』






「いや、意識どっかいってたから」




「てか口悪っ」






気が付いたら私の目の前には整った顔があって、



かわいくない返事をしてしまった





「そんなに口悪かったら、かわいい顔が台無しだわ」





ふいにそんなことを言ってくるから



少しばかり顔が赤くなったことを自覚する



これだからモテる男は







しばらくの間黙っていると




「今日ってゲーム練？」



『ぽいね、試合近いし』



「よっしゃ、基礎練だりぃからラッキー」




そう言って去っていく









彼を好きになったのは小学生のころ




彼がやるなら、なんでも真似してきた






バレーを始めると言ったら、私もバレーを始め、






リベロになると聞いたら、リベロになり、




橘に行くと聞いたから、猛勉強したんだっけ



私がけがをして、もうバレーをできないと伝えたとき




「もし、あれだったら、マネならない？」




と誘ってもらって、二年からマネージャーをやらせてもらっている





クラスも一緒になったおかげで、




一緒にいる時間が増えた代わりに、




智大への気持ちも収まらなくて、




苦しくてたまらない












「Aっすか？」




「ただの仲がいい友達っすよ」













『はぁ、苦しいなぁ』





こんな感情と早く別れを告げられればいいのに









.






どうも、清です


なにが起きたかよくわかっていませんが、


せっかく書いたやつが消えました


けっこうへこんでます



話の流れしか覚えていないため、


細かな表現の違いが出てくると思います。



ご理解のほど、よろしくお願いします。




清

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