僕たちの彼女［短編集］

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side You







遼大と柳田さんが会ってから、二週間





柳田今度、試合に来ない?





柳田さんから試合のお誘いをしていただいた





このことを遼大に話すと





遼大「いく！マサのばれー、みる！」





と、ノリノリになって、もうリュックに荷物を詰め込んでる





Aぜひ、行かせてください!
遼大も連れて行っていいですか?






柳田おっけ、まってまーす






久しぶりのバレーボール観戦





少なからず、気持ちは前向きだ










柳田「いらっしゃい、迷わなかった？」





待ちわびていた当日



昨日は私も遼大も二人とも眠れなかった





遼大「マサ！！」



柳田「遼大くん！元気だったか〜？」



その言葉に首が取れそうなほど頷く遼大



柳田「ふは、元気いっぱいだな」



『すみません、招待していただいちゃって』



柳田「いーのいーの、俺が見てほしかったから」



楽しんでってね？と、遼大の頭と、私の頭をなでていった柳田さん




『よし、遼大、お席行こっか』






遼大と手をつなぎながら、柳田さんが用意してくれた席に着く




今日は…ジェイテクト対グレベア



ジェイテクトって、西田くんがいたところだよね？



でも、最後に見たのは三年前だから、移籍してるかも




そう思いながら、颯爽と登場した柳田さんに遼大と手を振る



遼大「て、ふった！」



『そうだね、振ってくれたね！』




柳田さんと遼大、本当の親子みたい




｛スターティングメンバーの発表です｝









そろそろ、試合が始まる







そんな時、思ってもいなかった







｛ジェイテクトSTINGS｝



｛背番号8、関田誠大｝










あなたの名前が聞こえてくることなんて












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